今日は、私が非常勤で勤務している

特養にご入居されている方の

塗り絵を見ていただきたいと思います。

 

私、福島県いわき市にて、

自費リハビリを行っております

廣渡一隆と申します。

よろしくお願いいたします。

 

 

脳梗塞で、右側に重度の麻痺があり、

言葉も出にくい状態ある方です。

70代の女性ですが、

かなりの時間を塗り絵に費やしています。

 

まずは、その作品たちをご覧ください!

このように同じ下絵に異なる色付けをされます。

このように、細かい部分もしっかりと塗られ、

濃淡もつけ、奥行きも感じられる

作品になっています!

 

さて、このような作品に朝から夕方まで取り組まれ、

時には、肩や指に痛みが出ることがあります。

 

そこでです。

痛みが出るほどやるものじゃないと

塗り絵にストップをかけたくなる気持ちも分かります。

 

しかし、この方にとって、

塗り絵は、生きがいそのものだと私は考えています。

では、塗り絵を続けられるように

身体の調整をしていければいいのではないかと・・・

 

それは、たまたま、メンテナンスができるOTが

特養にいたからできたのだろう・・

と言われそうですが、

たまたまいるのですから、

それは、やって当然ですね(^_^)

 

本当は、そのようなサポートが

施設だろうが、

自宅だろうが、

できる環境になることが望ましいと

考えています。

 

かなり細かく塗られており、

また、左肩が前に出るような姿勢で、

力強く塗られています。

 

塗り方自体は、

なかなか調整が難しい部分もあり、

左肩が突っ込むような姿勢の調整や

肩から指にかけての高緊張の緩和を

図ります。

現在、2週間に1回程度のメンテナンスで、

痛みは落ち着き、

塗り絵に取り組むことができています(^^)/~~~

 

また、色鉛筆が短くなったまま

塗られる様子も見られたため、

鉛筆を長くする

「鉛筆延長ホルダー」を

必ず使っていただくようお伝えしました。

 

ということで、

「塗り絵アスリートとトレーナーOT」

という訳でした(⌒∇⌒)

 

完成した作品を

職員にプレゼントするなど、

人との関係性を保つものにも

なっています!

 

折角なので、

塗分けした他の作品も掲載させてください<(_ _)>

 

私は飽きっぽいので、

同じものをこのように、

いろいろな色で塗ることを

ただただ尊敬してしまいます。

 

また、機会があれば、

ご紹介したいと思います。

塗り絵を掲載すること、

ご自身のことをブログに書くことは、

ご了承いただいております<(_ _)>

 

 

本当に寒いですね🥶

いわきは雪がたまーに吹っかける程度です。

「吹っかけ」という呼び名で呼ばれていて、

晴れているのに、

雪がどこからか飛んで来ます。

おそらくですが、

内陸の方で雪を降らせた雲がやせ細って、

最後に、ひと絞り雪をちらつかせているものだと

思っています⛄

 

雪がたくさん積もった地域のみなさま、

どうぞ、お怪我などなく、

過ごされますように。

 

今週もステキな一週間となりますように(^^♪

 

リハビリセンターReborn    リハビリセンターReborn