私が非常勤で勤めている特養に、

本日、Hug(ハグ)という

移乗援助の福祉用具が納品されました。

写真のように、前傾になれる方であれば、

膝が伸びきれなくても、

お尻を浮かすことができ、

この状態で向きを変えたり、

短い距離を移動できたりするものです。

 

私、福島県いわき市にて

自費リハビリを行っております

廣渡一隆と申します。

今日は、いつものリハビリのこととは違って、

こういった福祉用具のことや

ノーリフティングケアのことについて、

書きたいと思います。

 

これは、立ち上がりや立位保持を

援助するための介護ロボットになります。

ノーリフティングのケアというと、

この立位場面だけではなく、

寝ている状態で体の位置や向きを変えたり、

寝ている状態のまま、

背中や臀部とベッドの間に、

手を入れて、圧を逃がしたりと、

持ち上げないで行う介助のことを言います。

 

スライディングボード

スライディングシート

スライディンググローブ

 

などがそれに当たりますが、

滑りやすい材質の特徴を使って、

持ち上げずに滑らせて、

移動を行うというものです。

 

このノーリフティングケアを

行った施設からの報告が

ありました。

赤字は職員の変化。

水色の字は、ご利用者さんの変化について

書いてあります。

 

当然、抱えないのだから、

介助者側の身体的負担は減るだろうと、

想像できていました。

 

しかし!

拘縮が緩和、顕著に改善した!!

との報告があるのです!

 

介助法をお伝えするときなどに

丸抱えすると、拘縮が強まるからと

言ったりしていたのですが、

予測ではなく、

実際の報告があり、びっくりしました。

 

どうしてそうなるかですが・・・

 

もし、あなたが座っている状態から

脇の下に手を入れられて、

抱えられるとしたら、

体はどのような反応が出て来ると

思われますか?

 

ちゃんと抱えられるために、

力を入れて、

脇をしめます。

そして、体幹の屈曲を強め、

それだけではなく、

足の屈曲も強まります。

 

抱えられるというのは、

身体を預けているところから、

引き離される動きになります。

体は防御的に、

縮まります。

 

重度の方がどんどん硬くなるというのは、

こういった介助に協力をしようとする影響が

少なくないと考えられます。

 

そこで、抱えなくても良い、

ノーリフティングケアが

生まれて来たのだと思います。

 

ただ、移乗介助技術の高い職員さんは、

重度の方でも、

足底を接地させたまま移乗をしたり、

安心感を得られる触れ方や

声かけなども行っており、

通常の介助全部が悪いということではないので、

そこは、ご了承ください<(_ _)>

 

 

先週は、2月とは思えない暖かな日がありましたが、

ここのところ、冬らしい天気が続いています。

でも、もう今週末には3月なんですね(^_^)

我が家のシャコバサボテンが

きれいに咲いてくれています。

寒い時期にありがたいですねえ。

 

今週もステキな一週間となりますように(^^♪

 

リハビリセンターReborn  リハビリセンターReborn (reborn-iwaki.com)