6巻で思うこといろいろの一部、その2
辛い事の多い6巻でしたが、何といっても幸せだった、ハリーの「ジニたん大好き」エピソード![]()
ジニーへの恋心の伏線で「花のような芳香」「薬の香気に満たされていた」なんて、嗅覚でくるとは、大人!!!
しかもハリー、ジニー大好きを自覚してから、夢見すぎ!妄想しすぎ!(大爆笑)ヴォルの夢ばっかり見てた、5巻とは大違いで、ロンとのジレンマなんて(本人は大変でも)かわいいもんだ(*゚ー゚*)
この、16歳なら誰でも経験する、文章には書いてないけど行間から読める、エチーな妄想とか如実なのが等身大(爆)
最後に一応別れを告げましたけども、「利用されるから」ってことで別れてもムダよ、ハリー?
だって、普通がんばるときって、好きな人のこと考えるもんです。それが原動力になるし。ハリーは閉心術できないんだから、ジニーのこと考えたてたら、ヴォルだのデスイーターだのに、バレバレなのよ?
別れるとか言う前に、閉心術学びなはれ、一心不乱に!!
などと、悲しいシーンなのにツッコミ入れたくなるくらい、かわいすぎ、ハリー![]()
苦しい決断だったんだから、ツッこんだらかわいそうなんだけど!
それから、今回こちらも大人になった、ロン![]()
12歳並の経験とジニーに言われて、欲望のままに行動したロンですが、さすがに経験は人を大きくさせます。
「愛してるよ、ハーマイオニー」ですって!?こんなこと、いくらジョーク風にとはいえ(だと思うんですが)今までだったら絶対言ってなかったよ~~~!
そして、心なしか余裕に聞こえるのはなぜ?
他の人とつきあったり(ラベンダーかわいそうだけどさ)、命の危険に晒されたことで、自分の大切な人にどうしなきゃいけないか、ちゃんと体得できて本当に良かったよ~~~(ノ◇≦。)
そんでもって、ロンに対してとっても女の子らしく優しくなったハーマイオニー。
姿あらわしの試験に落ちたロンの慰め方が、いままでと違いますね~。今までだったら、「残っていたのが眉じゃなくて、他のところだったらどうなったと思うの?あなたのためには、不合格でよかったのよ」ぐらい言いそうなのにね~。
ロンが保健室にいた間の、ハーマイオニーとの出来事が、どんなだったかと想像すると、ああもうファンフィク書いちゃうよ!![]()
ローリングさんて、キャラを年齢と等身大に書いてくれるのはもちろん、「ファンも子供のままではない」ってことを、ちゃんとわかってるところが素晴らしい。だからファンが離れないんだと思います。
大人の読者にとっては、一度通った道だから、どんどん身近で、理解できる感情になってくる。
読み始めたときに子供だった読者は、一緒に成長して気持ちをキャラに同化できる。
今はまだ小さい読者でも、何年かしたら確実に理解できるから、長く読める。
・・・・だから私もやめられないのだ~~![]()
