HIRO'S HEROES

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みんなで自分探し!
+a little bit of music!

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 信仰が間違っていたと気づく時、または何も信じるものがなかったと気づく時、どちらも癒すことができるのは、そんな自分の存在を知ってもらえる時だけ。もしくは自分でそれを知る時だけ。どんな時代でも孤独は付きまとうけど、孤独を受け入れて、孤独に寄り添う人たちが誰かを癒すことができる。一番美しいバラドックスにはどんな混沌や悩みも伴わない。人はいつでも一人だからこそ誰かを助けることができる

大切なものを守るため
命捧げる覚悟をした人を否定する事
助けられた恩義を忘れて
なにもせず見殺しにする事

戦争を望む者はいない
しかし大事な人は
命をかけて守らなければならない
世界が愛した日本人の尊厳、高潔さを
戦争の悲惨さと共に受け継がないといけない

(クリスマスにちなんで何か妄想を書きたかった)


街はクリスマスで賑わっています

男の子は貧しい家で育ちました

昨年も、そのまた前の年も

くつしたの中はからっぽです

ある年のクリスマス

女の子がさみしそうに座り込んでいました

「どうしたの?」

「今年もプレゼントをもらえなかったの」

「今年も?」

「良い子じゃないから、ずっともらえないみたい」

男の子はなんとか彼女に元気を出してほしくて

今までためたおこづかいでプレゼントを渡しました

「サンタクロースはいそがしくて来れなかったけど」
「ぼくからのプレゼント」

女の子はおどろいてたずねました

「どうして良い子にしていないのにプレゼントをくれるの?」

「ずっと我慢していたんだよね。僕にはわかるんだ」

女の子はうれしくて泣き出しました

男の子もそのすがたを見て泣き出しました

そんなお互いを見てふたりは大笑いです

街はクリスマスで賑わっています

そこには幸せそうなおじいさんとおばあさん

「わたしたちが出会ったのもこの時期でしたね」

「そうだったかの」

「初めてあなたにもらったプレゼント忘れもしません」

「そんなこともあったかの」

その時、おじいさんはとても恥ずかしくて言えませんでした

与えるよろこびを教えてくれた女の子との出会い

それが男の子がもらった初めてのプレゼントだったなんて