ゴールデンウィークの前半、
2日間ほどセミナー参加しておりましたが、
そのときの、お昼休みのこと。
・・・
お昼休みは参加同士、
近辺のカフェやレストランへ移動します。
なんとなく、
歩いていて最初に目に入ってきたカフェ、
看板にランチ、中を覗いてみると、
30-40名は入れそうなところに2名しかおらず、
閑散としていました。
時間も1時間に限られているし、
ここで大丈夫そうだと思い、私が先頭だったので、
「ここでいいですかね」
と一緒に歩いてきた人たちに聞くと、
みな頷いてくれたので、そのまま入りました。
席に座ろうと、
フロアーの奥にいた店員さんと目が合い、
「席はここでいいですか」と確認したところ、
なぜか、動揺した様子。
「なっ、何人ですか?」と問われ、
「7-8名ですかね」と答えて席につきました。
すると、
一緒に移動した7-8名以外にも、
次から次に入ってきて、
さらに20名ほど、
あっという間に、お店は満席状態に。
近場ですし、席は空いていますし、
ランチをやっているから、
みな考えることは一緒ですよね。
で、その状況をみて、
一緒に入ってきたWさん、
すっと立ち上がり、
店員さんのところにゆき、
なにやら、話をしているのです。
1-2分ぐらいして戻ってくると、
「どうも、フロアーの店員さん1名と、
厨房1名しかいないようで、この人数だと、
料理が出てくるまで時間がかかるようですよ。
自分たちは出ましょうか。」
と話してきました。
なるほどと思い、理由を周囲に告げ、
近くにあるファミレスに8名と移動、
そこで、すぐに食事をすることができました。
食事後、カフェを覗いてみると、
残してきた20名は誰もおらず、お店は元のガラガラ状態。
会場に戻って聞いてみると、
同じ薬膳カレーを全員食べ、ことなきを得たそうです。
・・・
こんなお話なのですが、
私が気になったのは、最初のWさんの対応。
すぐに立ち上がり、
店員に聞きにゆく行動、
素晴らしい!
と思ったのです。
私とほぼ同時にお店に入っているので、
店員さんの動揺や表情は同時にみている、
私は席に座っているが、
(たぶん20秒ぐらいの世界ですが)
Wさんは何かを察知して動いた、
という違い。
Wさんに聞いてみると、
店員さんが大変そうだったので、
メニューを確認したり配ったり、
何かできないかなーと思って、
聞いてみた、とのこと。
会話の中で、
フロアー1名、厨房1名しかいない、
時間がかかる、
などを確認したようです。
気配り、気遣いができる方、
という捉え方もできますし、
その場における条件をみて察知して行動できる、
「プロ意識」がある、
と思ったのです。
・昼休みは1時間で終える、
・30名近い大人数の食事ができる
・そのためのレストランの処理能力で問題ない
それらの条件を加味して、
いま自分は何をすれば、
この場にもっとも貢献できるのか、
を直感的に対応していると。
ただ、受け身になって、
料理が出てくるのを待つこともできますし、
料理が出てこないことを言い訳に、
昼休み後、遅刻することもできると思いますが、
おかげで、
参加者・お店・セミナー運営、
WIN-WIN-WIN
の状態
になりました。
ちなみに、
Wさんは秘書サービスをされている
秘書のプロフェッショナル、
なるほど、ですよね。
たかがランチのことですが、
セミナー参加者の集団がチームとして機能していること、
その象徴として、
チームのためにできることをできる人がやる状態、
その一端、
「場に宿る プロ意識」
を垣間見た気がしました。
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あなただったら、どんな対応をされますか。
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