柏原は今日、箱根駅伝でダントツの成績で優勝した東洋大学のキャプテン。
藤岡は千葉ロッテマリーンズにドラフト1位で入団した、東洋大のエース。
今回は両者について書いてみようと思う。

昨年、箱根駅伝を往路優勝しながら、復路で早稲田に逆転を許し、総合2位で終わった東洋大学。
その差は今までの駅伝で歴代最少の僅か21秒だった。
記録はこれまでの駅伝記録を塗り替える素晴らしいものであったが、2位という結果が、選手たちを落ち込ませた。
箱根駅伝は、10人で走る。一人2秒ちょっとタイムを縮められたら、合計21秒以上の短縮で優勝できた。
なぜそれができなかったのだろうと。

箱根駅伝が終わった翌日の1月4日より次の箱根駅伝を目指した練習が始まった。
柏原は4年になり、キャプテンに指名された。
この21秒の悔しさを晴らすために、柏原たち4年生がやってきたことは、自分たち4年生が率先して練習し、後輩たちにその背中を見せていこうということだった。
今日の放映時に中継のアナウンサーは、「4年生は誰よりも早く練習のグランドに出て行った。だから、下級生も4年生に追いつくために必死で後をついていった。」とある下級生の話をしていた。

そんな姿勢が、東洋大全体のレベルアップとなり、圧倒的な優勝につながったのではないかと思う。

一時期は注目されすぎたり、怪我をしたりして、走ることが嫌になった時期もあったらしい。
それを乗り越えて、チームを引っ張り結果を出した柏原は凄い。
富士通に行くそうだが、社会人になっても頑張ってほしい。

そして、藤岡貴裕。
藤岡は私が贔屓にしている千葉ロッテマリーンズにドラフト1位で指名された。

ドラフトまで藤岡は、
「指名されれば、12球団OK。指名された球団にいく。」
と言って、特に意中の球団は明言していなかった。
そして、ドラフト当日、藤岡は千葉ロッテを含め3球団に指名され、くじ引き抽選により、千葉ロッテが引き当てた。
ロッテがくじを引き当てて、間もなく藤岡は泣き始めた。
私はその時は見ていなかったが、見ていたファン仲間は、嫌な思いが頭をよぎったという。

ロッテは昔から不人気球団で、指名した選手から入団拒否をされることも、何度かあり、藤岡の涙を見て、その嫌な思いが頭をかすめたという。

実際はどうであったか。

その逆であった。

「一番最初に注目してくれて、指名を公言してくれていた球団から指名されて嬉しい」と。
その涙を見て、私を含め多くのマリーンズファンが感動して、この選手が登板する時は全力で応援したいと思っただろう。

今日の柏原といい、藤岡といい本当に見ていて清々しく応援したくなる。

藤岡のドラフトの話を聞いた時も、今日の箱根駅伝も本当に熱い気持ちにさせてくれた。
今、本当に日本に足らないものは、熱き気持ちだと思う。
今は、やっても何も変わらないという気持ちが蔓延しているのではないかと思う。
それは自分もそうであったかもしれない。

でも、今年はその倦怠感を脱して、日本が熱く変わっていく第一歩の年になるような気がする。

トヨタ86も今スポーツカーが売れない世の中で、熱い思いがないと作れる車じゃない。
DeNAの中畑監督も熱いじゃないか。

今年はもっと日本が熱くなる年だと思うし、自分もそういう一年にしたい。
柏原と藤岡の話を書きながら、自分の今年の決意表明みたいになってしまった。
でも、本当にそう思う。

今年の日本が熱い年になることを期待している。