もう燃えカスの後始末と思って仕事なり今後の人生を処理しています
二十代がバブル景気と重なりいい思いをたくさんしました
父親のコネですが転職3社全て上場企業で管理職もやりました
夢のような話しと思うかどうかは人次第
私はそれを自分から放棄しました
上場企業のビジネスマンというものに魅力を感じることができなかったのです
嫌々やるくらいならいっそ他の業種にトラバーユ(これもバブル期の死語かしら)しました
そこからはもうただこなすだけの毎日でした
ただそのこなすだけの毎日によって誰かが助かることもあります
もしかしたら笑顔になる人もいるかもしれません
しかし心の中にあるのは淡々とこなすだけ
燃え尽き症候群などという言葉を聞いたこたがあります
きっとこんな感じなのかもしれませんね
そもそも六大学を出た出世街道まっしぐらの連中と田舎のFラン出身者では力量もオーラも違います
例えば親の家業を継がなければならず家出した人も知っています
私も小さな頃から父親が取締役のその大手企業に入社するのだと言われていましたが子どもにそれが理解できるはずもなく
そのビジネスの世界を見た時これは自分のやれるものではないと直感でわかりました
時としてそれは電話ひとつ、顔ひとつで数千万や億の金が動くんです
桁が違います
今となれば私に後悔がないかと言われたら胸を張って、ございませんとは言えません
少し後悔もしていますし幼少の頃から私を知っている人たちは、なんと勿体ないことをした今頃左団扇だったろうにと他人ながら苦い顔をします
何よりこんな実の子に失望したのは父親でしょう
後悔と謝罪を毎日しています
しかしF1のレースに中古のワゴンRで出場させられたが如く場違い甚だしかったのは事実です
引き際も大切だと自分に言い聞かせ今はその処理をしているのです
淡々と