こんにちは。NEW HORIZON OVERSEAS STUDIESの、日本語の他、英語、ポルトガル語、スペイン語、を話す、Hiroです!
今回も前回に引き続き、アメリカ、について書きます。
以前、当ブログでパラグアイのドイツ系について書きましたが、下の記事でアメリカのドイツ系についても触れました。
アメリカの食と言えば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
私を含め、ハンバーガー(hamburger)を思い浮かべる方は多いと思います。
ハンバーガーは、ハンバーグステーキをパン(バン、bun)に挟むサンドイッチの名称ですが、ハンバーグ(hamburg)という名前はドイツの都市、ハンブルク(Hamburg)、から来ています。
所説ありますが、私が昔読んだ本には、アメリカのドイツ系移民が作り始めたと書かれていました。
ハンバーガーのライバル?的存在として、ホットドッグ(hot dog)、があります。
元々、フランクフルトソーセージを細長いパン(バン、bun)に挟んだもので、これも所説ありますが、こちらもドイツ系移民が始めたようです。
フランクフルト(Frankfurt)はドイツの有名な都市ですね。
上の写真のように、現在では多くの場合、ホットドッグ(hot dog)にはフランクフルトソーセージではなく、ウインナーソーセージ(wiener sausage、ウィーン風ソーセージ、日本のウインナーより大型)を使用します。
元々、フランクフルトソーセージを使うことから、フランクフルター(frankfurter)、と呼ばれていたのが、反ドイツ感情から第一次世界大戦時にアメリカの敵国だったドイツ語の名前を無くす動きに合わせて、ホットドッグ(hot dog)に変えられたようです。
これも所説あるようですが、私が以前読んだ本には、ホットドッグ(hot dog)の名前の由来は細長い形からドイツ原産のダックスフント(Dachshund)をイメージして付けられたと書かれていました。
下の英語のウェブサイトにも名前の由来(所説あります)が書かれていますので、よかったらどうぞ!
戦争が原因で反ドイツ感情が沸き起こったアメリカですが、アメリカの白人人口の内、ドイツ系はイギリス(イングランドとウェールズ)系よりも多いという統計があります。
アメリカの中西部は特にドイツ系が多い地域です。ドイツ系が3割以上を占める州もあります。
アメリカ中西部は元々アメリカ製造業のメッカであった地域ですが、アメリカの自動車産業はミシガン州のようなアメリカ中西部にある伝統的にドイツ系が多い州で始まっています。
ドイツ人はものづくりが得意なイメージがありますが、アメリカでもその才能が発揮されていることは間違いないでしょう。
ミシガン州と言えば、航空機メーカーのボーイング社(Boeing)創業者のボーイング氏もミシガン州出身のドイツ系です。
そしてそのミシガン州には今でもドイツ系の町があります。
その他にもドイツ系が多い町は沢山ありますが、有名なところではビールで有名なウィスコンシン州ミルウォーキーとミズーリ州セントルイスでしょうか。
バドワイザー(Budweiser)で有名なビールメーカー、アンハイザー・ブッシュ(Anheuser-Busch)はセントルイス発祥で創業者はドイツ系です。
他にも、アメリカの幼稚園、キンダーガーテン(Kindergarten)はドイツ系移民がアメリカに持ち込んだシステムです。
ですので、英語発祥の地イギリスではこの呼び名は一般的ではないようです。
イギリスの影響が強いオーストラリアでは使われていなかったように思います。
他にもあると思いますが、とりあえず思い出したことだけ書いてみました。
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今回もお読みいただきありがとうございました!