
寝坊したわけではないんだけど、何故か朝から調子が悪かったのさ

夜中に旦那に布団をはぎ取られたせいかしら?
はたまた寝苦しそうにしてた旦那の寝相で夜中何度も蹴り起こされたせいかしら?
しかも布団はぎ取っておいて、それを使ってるのかと思えば
嫁の布団を股に挟んで、自分の布団を枕にして寝てるのさ

確かに寝るときには自分の布団に枕を使って縦に寝てたはずが
夜中起きてみると、布団の足元の方で横に寝てるフシギ(嫁と自分の布団横断)
何がどうなって、そうなった!!??( ̄□ ̄;)
布団を取り戻そうにも、がっちり足で挟まれてるし
かといって旦那の布団を使おうにも枕にして使ってるし・・・

しばらく布団なしで寝てみようと試みるも、まだ夜中は寒いネ

仕方ないから一旦起こしたけど、きっと覚えてないんだろうな~

さてさて、今日は最近読んだ本のご紹介です
- 僕の好きな人が、よく眠れますように (角川文庫)/中村 航
- ¥500
- Amazon.co.jp
装丁が好きで借りちゃいました

主人公山田は東京にある大学の生態分析研究室に通う院生
4月から1年間限定で、遠く北海道より同じく院生の研究員がやってきた
名前は斉藤恵
てっきりクマのような男性が来るものと思っていたら、やってきたのは子ダヌキのような小柄な女性
好意を寄せてしまった彼女は、実は学生結婚をした既婚者だった
時を前後して、バイト先で変わった男性と出会う
妙な敬語を使い、「名前ではなく名札の番号で呼んでほしい」という男
名前は坂本。
・・・改め、木戸。
何故か偽名を使っていた奇妙な男
そして始まる物語
恵との関係は平行線ではなく、日々近づいていく
限界まで近づいてしまったところで、不意に気持ちを打ち明けてしまう
そこで膠着する二人の関係
互いが互いを想いあっていることは確かなのに先に進めない
事態を動かしたのは木戸の言葉だった
再び近づき絡みあう山田と恵の関係
けれど恵が既婚者であることは確かな事実
山田くんの切ない恋心を描いた物語です
以下、個人の感想
ネタバレ含みますんで、嫌なかたはバックお願いします

切ない恋心っていっても、要は不倫もの
でも北海道にいるはずの旦那は全く出てこないので、「不倫」のドロドロした感じはない

爽やかに読める・・・けど、私としては物足りない・・・かな?

「恵と別れてください!!」とか「俺と旦那どっちを選ぶんだよ?!」的な展開は一切ない
ラストで示唆するような展開はあったけど、それも賭けに勝ったらっていう弱気な発想
しかも賭けには負けるっていう・・・

二人は結局それからどうなるの?!
1年間限定の制約はどうなるんだよ?!
・・・っていう思いは捨てて読んだら楽しめる

でも、山田くんと恵の言葉遊び的な会話はとても面白かった

たとえば、冒頭で
「大晦日になると、クマが玄関にアラマキジャケを置いてってくれるんだよね?」と言えば
「お歳暮みたいなことらしいですよ」と返ってくる
(本文3ページより)終始こんな感じの二人の会話
これだけでも充分楽しめました

それから合間合間に出てくる山田妹の存在
いかにも自由奔放な妹に謎の男・木戸さん
この物語は登場人物がとても魅力的

- 僕の好きな人が、よく眠れますように (角川文庫)/中村 航
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・・・で、結局最後まで謎の男な木戸さん。
実は他の作品にも出てるそうで。
木戸さん目当てに他作品も読んじゃおうかしら

最後まで読んでくれてありがとう

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木戸さんは犯罪者か何かかと思った
