富士山の麓にもハローマックは存在します。
その店舗は、山梨県にある「ハローマック富士吉田店」。富士吉田市にある店舗で、ハローマックの最寄り駅も「富士山駅」というところです。ちなみに富士急ハイランドのすぐそばにあったりします。
しかし、この店舗はもう解体されている(現在は松屋)うえ、富士山から近すぎて富士山とのツーショットが撮影出来ないのです。
ですが、ハローマックの建物と富士山がツーショット出来る場所があります。それが今回の店舗です。
【静岡県富士宮市 富士宮店】
左にハローマック、右に富士山。天気が良ければこのような写真を撮ることが出来ます。
そもそも富士宮市は富士山と深い関わりがある自治体で、富士山の山頂にある郵便局の住所は「静岡県富士宮市粟倉地先」だったりします。
どこに行っても基本的に富士山が見えます。電車に乗っていても富士山が見えます。
しかし建物とツーショットを撮るとなれば話が別です。ハローマックの隣には道路があり、その道路のおかげでハローマックの隣には建物が建っていません。
そのおかげでハローマックと富士山のツーショットが撮影出来るわけです。
上記画像中央部に標識が立っていますが、その標識から撮影するとこのような写真となります。
こちらもまたハローマックと富士山のツーショット。この日はとても晴れていたので大変映えている写真となりました。
では、この建物を見ていきます。
建物の形としては中部地方によくある、「斜めの塔」ではない長方形の塔です。
凹凸もしっかり残っています。
基本的にこのような感じでハローマックの塔は斜めになっているのですが、中部地方のハローマックは基本的に長方形の塔となっています。理由は不明です。
塔の部分にはてっぺんに照明が各3つずつ。凹凸も健在。
流石に真後ろには照明はありません。塔の部分に割れ目が存在するため、この建物を作る際に塔だけを別で作ったのでしょう。
ですが、ここで一つ気になることがあります。
この塔の右下辺りをよく見ると、不可解なものが。
謎の扉があります。こんなところに扉があるのは本当に謎です。俗に言う「トマソン」と呼ばれるものですね。
建物の裏にもしっかりと凹凸がある徹底ぶり。しかし今となっては建物は全て白色です。
よく見ると凹凸部分の付近とそれ以外の場所で「白色」と「少し色が変わった白色」が見えますが、これはハローマックの名残。「少し色が変わった白色」の部分にはピンク色が塗られていました。
「はしご」もしっかりとあります。
歩道から見た建物の部分。ここにも凹凸部分が存在します。
ちなみにここをよく見ると…
こっそりと、ハローマック当時のピンク色塗装が残っていたりします。
照明は恐らくリニューアルされています。Twitter上にいる照明ガチ勢フォロワーさんによるとLEDだそうです。
建物としては斜めの入口が正面にあるので、そこがメインの入口となっています。
しかし、サブの入口も存在しており、駐車場部分にあるこの入り口はハローマック当時から残っているであろう昔ながらの正方形の取っ手です。
【このハローマックの情報】
住所:静岡県富士宮市西小泉町20-5
現在入居しているもの:サイクルベースあさひ富士宮店
建物の形:城型(四角)
東京靴流通センター:△(一応「東京靴流通センター富士宮店」はありましたが、ハローマックからは離れていました。)
マックハウス:×
アクセス:JR身延線「源道寺」徒歩2分
訪問日時:2024年3月4日
【おまけもあるよ】
2000年まで「靴のマルトミ」という会社があり、そこは「(地名)靴流通センター」という建物を建てていました。いわば「東京靴流通センター」のライバルだったわけです。
ということは静岡県には「静岡靴流通センター」があったわけですが、そのうちの一店舗が、ハローマックの隣にあったのです。
これです。こちらも富士山とのツーショットが撮影できます。
ハローマックの写真にチラチラ写っていたのはこれです。
「ハローマック」の隣にあったのですね。凄い不思議な感じです。
↑「静岡靴流通センター」当時からある駐車場の注意看板。
ちなみにこの店舗、建物の中で半分がパソコン屋、半分がバイク用品屋(ヘルメットなども売っていました)であり、店内のにおいなども恐らく当時のものでした。当時の雰囲気が残っているとても良い店舗です。