株式会社チヨダのプレスリリース|PR TIMES

チヨダグループ。

それは、1936年に舟橋義雄氏(初代社長)が東京都杉並区高円寺で「チヨダ靴店」を開店したところから始まりました。

そして現在に至るまでチヨダの本社は杉並区に存在しています。

 

 

さて、そんなチヨダは今までどんな店を建て、現在はどんな店を経営しているのでしょうか。

 

この記事は、そんなチヨダの店舗を見ていくといったものです。

 

 

※今回は建物を中心に触れていきます。なので、「どのようなものを売っているか」などはあまり触れません。ご了承ください。

 

 

 

【現在も経営している店】

1.

画像

【東京靴流通センタ―】

いわずと知れた靴屋さんです。チヨダグループの代表店の1つ。

主にロードサイドと呼ばれる国道沿いに立ち並ぶチェーン店の1つとして点在していることが多いです。

それもそのはず、この店は大体「車で来店する」といったターゲットを持っているからです。

 

ファミリー層全般に向けた商品を発売し、低価格を目指した靴を販売しています。

 

 

1979年までは「東京靴卸売センター」という店名であり、そこから改名されて現在に至るお店です。

 

その名残から、2011年ごろまでは新店舗に「TSOC」のマークがついていました。

東京靴流通センター 倉敷茶屋町店 - 倉敷市[倉敷・早島] - ファッション | おかコミ

↑このようなもの。

 

ちなみに今は「TSRC」が公式略称です。

 

 

 

 

 

 

2.

SHOE・PLAZA 高松フレスポ店 - 靴 / 高松市 - さんラボ!SHOE・PLAZA 小山店のクチコミ(口コミ)・写真|小山市・靴・バッグ

SHOE・PLAZA(シュープラザ)|ナショナルブランドから生活アイテムまでご提供する靴の専門店。

【シュープラザ】(SHOE PLAZA)

 

画像1枚目はシュープラザが出来たときに建てられた「90年代型」

画像2枚目は2000年代初期に発生したシュープラザ大量出店の時に建てられた「2000年代型」

画像3枚目は現在建てられるときにベースとなる「2010年代型」

となっています。

 

東京靴流通センターより広い面積を持っており、こちらもロードサイド型であるのは変わりないのですが、ショッピングモールへの出店も積極的に行っています。

 

こちらもファミリー層をターゲットに発売していますが、シュープラザはスニーカーをメインに発売しています。

 

 

 

 

3.

靴チヨダ - ホームページ

【靴チヨダ】

チヨダ系列が一番最初に始めた靴屋さんです。

会社名が「チヨダ」なので、会社名と名前を分けるために公式名称が「靴チヨダ」となっています。

 

テナント型が主流ですが、東京都の「高円寺店」と「三軒茶屋店」は独立した店舗を持っています。

 

 

 

これ以外にも、

・CHIYODA HAKI-GOKOCHI

・SPC(靴のセレクトショップ)

・SHOE・PLAZA park(ららぽーと TOKYO-BAY店のみ)

・cloverleaf(女性向け靴店)

→中に「Vif Vif」という店もあるところも。

・COURIPIE(長野MIDORI店のみ)

・NATURA(兵庫県と京都府の各1店舗のみ)

 

が存在します。

これらが現在営業している靴屋さんです。

 

 

しかし、チヨダ系列は子会社に「マックハウス」というものを持っています。

それがこちら。

 

画像

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【マックハウス】

「株式会社マックハウス」が経営している店舗です。

1990年に1号店が出来てから6年間で47都道府県に出店。

主にロードサイドに存在しており、独立している店舗では上記の画像のように倉庫みたいな建物をしています。もちろんテナント型も存在しますが。

 

主にジーンズを中心とした販売をしています。ジーンズ屋さんといっても過言ではないでしょう。

しかし、服も売っています。カジュアル品。

 

 

ファミリーマックハウス 豊岡バイパス店 (物販店舗)

兵庫県豊岡市には「ファミリーマックハウス」というものもあったみたいです。

 

 

 

ちなみに閉店すると・・・

画像

こうなります。

 

 

 

さて、ここまでは「現在経営しているチヨダ系列の店」です。

ここからは「現在は経営していないチヨダ系列の店について触れてみます。

 

※抜けている店舗があるかもしれません。

 

 

 

1.「ザ・シューズ」

寝屋の「ザ・シューズ東香里店」が閉店してる。新しく店舗が建築される工事標識も。府道18号沿い - 枚方つーしん
関西、四国、九州地方(沖縄県を除く)にあったいわゆる「西日本版東京靴流通センター」です。

 

建物の種類も基本的に2種類あり、

ザ・シューズ東岡山店(岡山市中区高屋)|エキテン

このような正方形の塔があるもの(こっちの方が古いです)と、

寝屋の「ザ・シューズ東香里店」が閉店してる。新しく店舗が建築される工事標識も。府道18号沿い - 枚方つーしん

このような塔の部分がひらべったいもの(こっちの方が新しいです)が存在します。

 

 

黄色の「靴」や「ザ・シューズ」と言った文字を書いており、店によっては「ザ・シューズ」の文字がシャッターに書かれていたりしました。

 

 

 

東京靴流通センターとザ・シューズは同じものだったので、CMも共用でした。

 

ちなみに、全ての店舗が2015年ごろまでに「東京靴流通センター」に変わりました。

 

 

 

 

 

 

2.FOOT MARKET スニーカー館

関東にあった靴屋さんです。

チヨダが経営していた、ということは書いていないのですが、すべての店舗がチヨダに関与している(後に紹介するハローマックの居抜きだったり、東京靴流通センターの隣にあったり)などといった理由があります。

恐らくチヨダ系列が経営していたものでしょう。

 

こちらは2010年ごろまでに全て「東京靴流通センター」になりました(千葉県の南流山店は2015年まで営業)。

 

 

 

ここまではチヨダのメイン「靴」を販売している店です。

ここからはチヨダが「靴」以外をメインにした店舗を見てみます。

 

 

【ハローマック】

なぜ「おもちゃのハローマック」は閉店後も愛され続けるのか、ネットでの反響を担当者に直撃|ウォーカープラス

1985年12月から2008年7月まで22年7ヵ月間経営していたおもちゃ屋です。

1号店は埼玉県の春日部店(1985-1990)、2号店は東京都の滝山店(1985-2005)です。

47都道府県全てに「おもちゃ屋」として営業し、90年代のおもちゃ屋といったらここ、といったところも多かったみたいです。

ロードサイド型なので国道沿いに建てられることも多かったです。

 

また。1997年にはテコ入れが行われ、「TOY&HOBBYハローマック」といった店舗に転換される店舗も多くありました。

 

ちなみに、ハローマックに書かれているライオンの名前は「マックライオン」と言います。

 

詳しくは→「ハローマックとは?」

 

 

 

 

【ベビーマム(ベビーマック)】

商業店舗事業 事業実績 -1-: 株式会社 進 光

もともとは「ベビーマック」として経営していました。

その名の通り、赤ちゃん向け商品を多く発売している今でいう「ベビーザラス」や「西松屋」といった店です。

初期の方は「ベビーマック」という名前でしたが、途中で「ベビーマム」というお店に変わりました。

 

一部の店舗はハローマックと併設しており、「トイザらスの中にベビーザラスがある」的なものと同じような感じになりました。

 

ベビーマムは2004年ごろに全滅しました。

 

画像11 / 19>なぜ「おもちゃのハローマック」は閉店後も愛され続けるのか、ネットでの反響を担当者に直撃|ウォーカープラス

↑ハローマックのビニール袋にもベビーマムが描かれていました。

 

 

 

 

 

【フットアップ(FOOT UP)】

フットアップ豊岡店 (物販店舗)

チヨダもスポーツ界隈に手を出していた時代がありました。

この店に関してはしっかりとチヨダの沿革にも載っているので、黒歴史扱いではないみたいです。

この店もチヨダらしく、スポーツシューズ、アウトドアシューズなどシューズを中心に取り扱っていました。

それ以外にもバッグ、ソックスなども取り扱っており、スポーツとファッションの融合を目指した店舗でした。

 

ちなみに閉店すると高確率でリサイクルショップが居抜きとして入ります。

 

 

 

 

【バッグランド】

チヨダはかばんを販売したこともありました。

ブランドバッグからスポーツバッグ、さらに財布やベルトと言った小物類まで様々なものを取り扱っている店でした。

女性向けでもあり、ヤング向けでもあり、ファミリー向けであり、様々な層をターゲットにしていました。