俺の昔の話 其の一 | 商品企画&集客の成功術

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昔の話俺の始動

 

  22歳の時に大阪へ

21歳の頃 俺は西日暮里という一応 山手線の駅がある商店街の裏のマンションに住んでいた

 

その数ヶ月前まで一瞬だけ、姉の友人に紹介された建築系の会社に就職していた時期もあるが、

 

なんでこんなことやってんだろうって 毎日つまんないなぁ って思って通ってた 

 

結局仕事続ける気になれなくて中途半端に退職した

 

実家暮らしだったから住むのには困らなかったけど 仕事もしないでフラフラしてたから

 

父親と居ると何となくバツ悪い感じで暮らしてた

 

当時 高校生の妹と就職してた姉がいて姉は原宿のアパレル会社へ勤めていて朝早く出て夜遅くに帰宅する生活

 

俺はそんな状態でフラフラ遊んだり学友の運送屋でたまにアルバイトするくらいで毎日遊んでた

 

でも、結局家には周りの環境も合わず家出をすることにした

 

家出って言っても神奈川の湘南地区から車もお金も知り合いもなく

 

チャリンコと110円と矢沢永吉のカセットテープ1個だけポケットに入れて家を出た

 

横浜まで行くと漠然とこの先どうやって生きていくかなぁって本牧埠頭から海を眺めながら黄昏てた

 

でも家出ちゃったから何とかしないとなぁ って 結局流れ着いたのが新宿 

 

そこでポケットにある100円を取り出し 駅の売店で夕刊フジ(新聞)を買った

 

新聞の3行広告にアルバイト欄があり そこの細かい欄から寮付きの仕事を探した

 

寮付きの仕事は無かった 他には日払いって書いてあるところがいくつもあったので

 

お金もないし取り敢えず1軒電話するところを定めて、残った10円で公衆電話から連絡してみた

 

そこは日払いのバー 新宿の飲食店(酒主体のBAR)で 電話に出たのがマスターで

 

いつから来れる?って聞かれたから 今日からでも明日からでも って言うと

 

じゃ面接するからこれからすぐって話になり 近くにいたので 面接に行った

 

履歴書は持っていかなかったけど運転免許証があり それを面接時に見せて

 

その日から仕事に出ることになった

 

店はカウンターBAR カウンター越しに酒を出したり接客するのが仕事だ

 

お客が入店してくる 常連や一見が来て数名いるスタッフが目の前に付いて接客し始める

 

知らない人といきなり話すんだ って結構緊張気味だったけど

 

お客の方から話しかけてくる 年を聞かれたり 何やかんやで接客して終わったらバイト代もらって

 

1万円位だったと思う その一万円でサウナに行くわけ それでお風呂入って寝て 

 

翌日の10時には出て映画見て飯食って で、バイト代は消えるわけ 

 

その日暮ってやつ

 

で そんな生活を数週間してたら 当然だけどお金貯まんないし 服とかも買えないし

 

で、何やかんやしてたら 別の店に客と飲み行くことになり そこの支配人からスカウトされて

 

そこのオーナーと会ったら、君、住む所無いならマンション借りてあげるからそこに住みなよって

 

目の前で不動産屋へ連絡してワンルームマンションを借りる手配をしてくれて

 

いきなり翌日から流行ってる高級店へ移籍?転職?することに

 

そこは客層が全然違くてリッチ層な客が多くて店も明るくて 

 

そんな感じで遊ぶように店に行ってたけど そこに遊びに来た3人組の客が

 

1人だけおっさんで、あと2人は結構 若い男衆で、そいつらと話してたら

 

今度遊びに行こうよ ってことになり 別日に約束した 


そこに来たのはおっさんと俺を誘った、2枚目風のにーちゃん、ちょっと派手な衣装?服できた

 

19時ちょい前 まだ夜も浅い時間に いきなり入った店が生まれて初めて行く『キャバクラ』だった

 

100名近いコンパニオンというかキャスト(ホステス)がいて暗がりでソファーのセットが30組くらいあって

 

広い店で客もたくさんいて その光景に驚いた

 

それかではディスコくらいしか行ったことが無かったから こんな所が世の中にはあったんだと 

 

びっくりしたし興奮した そこで接客に付くホステスたちに話しかけられても

 

会話を交わすネタも浮かばなかった、皆んな次から次へ話していたけど 

 

結局お客がホステスを口説くナンパゲームみたいで、その駆け引きをみんな楽しんでるように見えた

 

結局 その日を境にバイトには行かなくなり 一緒に遊んだやつの家に泊まり込んでしばらく居候した

 

毎日遊んでいたんだけど 当然お金ないんだけど キャバクラはご馳走してくれるスポンサーおじさんが出してくれて

 

毎夕のようにキャバクラ活動するために夕方4時くらいになるとシャワー浴びて 髪セットして カッコつけてみたいな

 

で、そんなことして夏が来て そのダチになったK君と湘南の海行って K君がナンパして おでん食って帰ってきたり

 

毎日その日暮らしのひたすら遊ぶ生活をしていた ある日日中に K君が 女を部屋に連れて来た

 

結構かっ飛んでるオネーサン K君は近所でナンパされたらしく 部屋に来て 3人で遊んでたら

 

そのネーサンに遊びにいこうって誘われて 結構毎晩 六本木とか青山とかのディスコとか1ヶ月くらい遊びまくってた

 

そんなある日 六本木から神泉の飲み屋に3〜4人で飲みに行った

 

その飲み屋が20時〜0時まではキャバクラ 午前1時からホストクラブの店だった

 

店に入るとキャッシャーの席にオールバックにバブルのスーツを着たビッとしたおじさんが

 

『君、うちで働かない?』   スカウトされた

 

一緒に店に来た女性の1人はそこのキャストさん 『ヒロ ここで仕事すればいいじゃん』って言われて

 

周りの人達も やんなよ いいじゃん みたいなノリで でも俺 服とか無いしとか話してたら

 

そこの店のホスト?達がみんな ヒロ スーツあげるよ とか何人か行ってくれたのと

 

一緒に遊んでた人たちが 就職祝いにタキシード買ってあげるよ

 

ってことになり スーツ3着もらって 2着のタキシードを新調して 数日後に初出勤

 

と言っても いつも遊んでた人達と六本木で夜遊んで そのまま 渋谷神泉店の仕事に入る

 

仕事と言っても 友達みんなとただ遊んでるだけな感じだったから楽だった

 

ただ 毎日ってわけには行かない 1人で出勤して自分のお客もいなくて

 

いろんな客に着いて話をして酒飲んだ でも 酒好きじゃなかったし

 

知らない女と話すのはやっぱり苦手だった

 

結局2ヶ月ぐらいでギブアップ そのあと 遊んでた人から告られて 何となく付き合った

 

で その人がヤクザの娘で 毎晩遊び歩いてたら ある日 ヤクザに拉致られて

 

どこかの駅のステーションホテルに軟禁され ヤクザのちょっとお偉いさんみたいのが登場して

 

しばらくお前の身を預かる ということになってしまい

 

謎にヤクザの事務所に軟禁される事態になった そのヤクザの娘は韓国籍で韓国の叔母の家に逃げていた

 

逃げる理由は 麻布警察に 薬物使用で手配されているってことみたいで 所謂 高跳び?をしていたのだ

 

俺は2週間監禁され 持っていた全財産25万円をヤクザに没取され一文なし

 

逃げなきゃまずいなって思い ちょっと前までバイトしてた神泉の店で知り合った子の家に2、3日泊めてもらって

 

助けてもらった そこで電話を借りて 韓国へ逃げてる女へ連絡して繋がったから

 

俺の事情を話しておいた 結局俺は行く所がなくなり 実家に舞い戻ってきた

 

で 韓国から女が帰国して 俺の実家に来た時に 俺を軟禁して持っていた資金を没取したヤクザから実家に電話が来た


 で そのヤクザの娘はそのヤクザの一番TOPのオヤジの娘だったようで 女が電話に出ると

 

おじちゃん ヒロから取り上げたお金返してよ って 感じの話になって 俺の危機はそこで終了した

 

その後 その女はなぜかヤクザでも無いのに関東所払いになった 

そこで大阪へ行きバブル絶頂期のリゾート不動産の販売会社へ行く事になり 俺の前から姿を消した

 

それから4ヶ月くらいしてその女から電話が入り 岡山県の島でバイトしない?って電話が来た

 

3食宿付1日1万円 ってことで約2ヶ月のバイトを依頼されて 岡山県まで行く事になった

 

岡山の日生(ひなせ)駅まで行くとそこに俺をバイトで雇った大阪の印刷会社の社長がいた

 

その社長は女からリゾートの土地を買いそこにリゾート会員権販売するボートシェア倶楽部?の施設を建てていた

 

その社長が現地に泊まり込んで仕事してくれるスタッフを探していたところに 俺にお呼びがかかったわけだ

 

そして丸2ヶ月 瀬戸内の小さな島で仕事兼生活をする事になった

 

最初の数日は何でこんなところきたんだろうって ホームシック的な感じになったけど

 

週末になると大阪や神戸から客が来てボートやジェットで遊ぶために沢山客が来たから結構楽しかった

 

島に別荘を買った人達とも仲良くなって 暇な日は飯に誘ってくれたり 週末は真っ黒に焼けた俺を結構口説いてくる

 

おねーさん達と飲んだり楽しく仕事してた で そこの社長にスカウトされて うちの会社へこーへんか(来ないか)って

 

でも 住むところないし って話したら 投資で持ってる大阪のマンションに住んどったらええわ って とんとん拍子で

 

就職が決まった で 22歳の誕生日から大阪の印刷・企画会社に就職して初出勤をなった

 

 

 

其の二に続く