いつもの始発よりも
1時間近く遅い出発ですが
まだ真っ暗です。
乗り継ぎのバスの時間により
この時間の電車になります。
橋本駅からバス、
三ヶ木から月夜野行きのバスに乗り換えます。
月夜野行きのバスは
休日の午前は一本だけなので
このバスを逃したら
今日の予定は詰みます。
バスにはそこそこの数の登山者が
乗車していましたが
ほとんどの方は
丹沢方面に向かわれるのか
焼山登山口で降りていきました。
終点まで乗車していたのは
私だけででした。
終点の月夜野にて。
バス停の係員(?)の方に
今日は接続するバスは無いけど大丈夫?
と言われましたが
私が行くのはそこではないので
大丈夫です。
と、答えました。
ここから登山開始です。
厳道峠を目指しますが
以前、平野峠、ムギチロを経由して
稜線を歩いて
厳道峠に行きましたが
今回は道志道を経由して
厳道峠を目指します。
なるべく過去に歩いた道を避けて歩きます。
長い車道歩きでした。
ここから国道を離れて
林道に入ります。
しばらく歩くとお寺がありました。
林道とは言え
登っていると暑くなってきます。
ここでダウンジャケットを脱ぎました。
厳道峠に近づくと
視界が開けてきました。
拡大します。
富士山が見えました。
手前に見える御正体山も存在感があります。
山名検索アプリも利用しました。
厳道峠に到着です。
ここから先は以前に歩いたので
見覚えがあります。
ここから登山道です。
高圧線の鉄塔。
お決まりのアングルで撮影。
足もとが不安定でしたので
後から写真を見返すと
不安定な構図の写真でした。
ここから眺める富士山が
今回のベストショットでした。
奥多摩方面。
丹沢、檜洞丸方面。
ムギチロ方面。
ここから先はかなりの急登です。
急登がひと段落した辺りに
阿夫利山の分岐点があります。
ここから阿夫利山に向かいます。
この分岐点は
ピークではありませんが
今回の登山で最後地点です。
標高1000m弱です。
ここまでは以前に歩きましたが
ここから先は未踏のコースです。
ここから先は
滑りやすい急な下りです。
足場が悪く
枯れ葉がかなり積もっていて
それが余計に滑りやすくなっています。
ズルズル滑る
蟻地獄のような斜面です。
集中して歩かないと
転げ落ちそうです。
個人的には
ここが今回で一番の難所でした。
あまりの急斜面に
後ろ向きになり
辛うじて露出している
木の根を掴んで
恐る恐る下る所もありました。
急坂を過ぎると歩きやすい道になります。
ここから先が
今回の登山のハイライトです。
快適な日だまりハイキングです。
登り返します。
振り返ります。
地図を見ると尾根状になった地形ですが
こうしてみると
断崖絶壁の急斜面に見えます。
登り返したピークが
池ノ上です。
ここが今回の登山で最も高いピークです。
阿夫利山を目指します。
快適な稜線歩きです。
入山してからこの先
麓に下りるまで誰にも会わなかったです。
私だけの貸し切りでした。
途中の小ピーク、石尊山。
次のピークは高見山。
この稜線は
基本、樹林帯で眺めはありませんが
ここは周囲の山々が見渡せました。
木々の葉が落ちて
更に周囲の山々が
見えやすくなっています。
山名検索アプリを利用しました。
これは秩父方面ですね。
阿夫利山が見えてきました。
阿夫利山に到着です。
普段の季節は周囲の眺めは無さそうですが
この時期は木々の幹越しに
周囲の山々が見えます。
先に進みます。
ネジ曲がった木。
次のピーク蛾井戸沢ノ頭。
伐採された木が椅子になっていました。
ここに座って小休止です。
パンを食べて
水分を補給します。
更に縦走は続きます。
たどり着いたピークが
金剛山です。
金剛山は
地元の方々の信仰の山のようです。
金剛山がこの稜線で最後のピークでした。
金剛山から先は
里山の雰囲気の道になります。
柵を横切ります。
開けた場所に出ました。
ここから麓の集落が見渡せました。
動画も撮影しました。
私は20年以上前になりますが
日帰り温泉にハマっていまして
その頃、秋山温泉にも来たことがあります。
それ以来になりますが
今日は年末年始で休館のようです。
温泉が営業していれば
ここで登山を終了して
温泉に入ってもよかったのですが。
厳道峠、阿夫利山の案内もあります。
今回私が歩いたコースの逆のコースですが
こちらから阿夫利山、厳道峠に向かうのは
登り基調のコースで
かなりハードな行程です。
更にその先の道志村方面のバスは
極端に少ないです。
こちらから道志村方面に抜けるのは
交通の便を考えると
現実的ではないですね。
ネットで調べてみると
阿夫利山は、この辺りから
ピストンで登る人が多いようです。
バス停に到着です。
バスの本数は極端に少ないです。
今回、体力の余力次第では
この辺りで山行を終了しようと
思っていましたが
まだ体力には余裕があります。
次のバスもまだかなり時間があります。
まだ登山を続行します。
トンネルを通行します。
平成6年の開通のトンネルです。
かなり長いトンネルです。
600m以上もあります。
トンネルを抜けました。
ここから再び山道に入ります。
登り始めると
石仏がありました。
昔から地元の人に崇められている山のようです。
この辺りは
軽いハイキングコースのイメージですが
この登りはかなり急で
トラロープも張られています。
思っていたよりもハードなコースです。
たどり着いたピークが
鶴島金剛山です。
山頂からは周囲の山々が見渡せます。
動画を撮影しました。
日が傾いてきたので
先を急ぎます。
鶴島金剛山から程近くにある
次のピークが
この辺りは金剛山と言う名のピークが多く
本日、三座目の金剛山です。
山頂からは峰山方面が眺められました。
山頂手前の分岐点まで戻り
一旦麓に下ります。
この辺りの山域にも
山ヒルが出るようです。
山の目とありますが
確かに目がありました。
写真中央の奥です。
オブジェが幾つもありました。
そう言えば
中央線の車窓から
ラブレターのオブジェが見えるのも
藤野ですね。
今回は時間の余裕が無い山行でしたが
今度、ゆっくりと日連アルプスを
歩きたいですね。
あのピークが京塚山と思われます。
日が傾いていますが
それ程登る訳でもなく
コースタイム的には
明るいうちに登れそうです。
もうひと頑張りします。
ペースを上げて行きます。
もうこの時間は
歩く登山者は居ないと思っていましたが
ここでソロの登山者とすれ違いました。
今回の登山で唯一のすれ違った登山者でした。
坊主山の山頂。
巻道もありましたが
ピークを踏んで行きます。
今日最後のピーク、
京塚山の山頂に到着です。
ここも藤野15名山のひとつに
数えられています。
ここで最後の小休止しました。
日が暮れないうちに出発します。
さて、あと下るだけです。
僅かに下ると
車道に出ました。
弁天橋を渡ります。
車道を登り返すと
まもなく藤野駅に到着です。
タイミングが悪く
次の電車まで40分位待ちました。
先ほど歩いてきた山の向こう側に
夕日が沈みました。
ようやく電車が来ました。
中央特快でしたので
東京駅まで直通です。
今年最後の山歩きを無事に終えました。
今回もモリモリのロングコースでした。
今回のコースは
アプローチが悪いマイナーな山なので
私だけの貸し切りで
静かな山歩きでした。
落ち葉を踏みしめて歩く
冬の日だまりハイキングはいいですね。
阿夫利山は、紅葉の時期から冬が
ベストシーズンですね。