続き。
二十六夜山から赤鞍ヶ岳に縦走しました。
私の他には誰もいない貸し切りの
赤鞍ヶ岳でランチを済ませて、
行動を再開します。
普段は展望が無い樹林帯も
葉が無いこの時期なら周りの景色が見渡せます。
赤鞍ヶ岳からサンショ平に戻ります。
右側の山が棚ノ入山です。
サンショ平の分岐点に戻って来ました。
ここから雛鶴峠方面に向かいます。
振り返ると、先程登った赤鞍ヶ岳が大きいです。
ここからは延々と尾根歩きです。
蝶なのか蛾なのかわかりませんが、
今回たくさん飛んでいました。
高畑山(右)はまだはるか彼方です。
コース全般に道標は完備されています。
日向舟。地味なピークです。
このコースは細かいながら
急なアップダウンが多く、
意外に体力を消耗します。
少しずつ高畑山が近づきます。
左手前の尖ったピーク(高岩)が気になります。
また日向舟と言う手書きの標識がありました。
どう見ても、こちらが間違いですね。
リニアモーターカーの実験線の車庫(?)。
最低鞍部が雛鶴峠です。
ここから下山すれば最短で車に戻れますが、
ここはもうひと頑張りします。
高圧線の鉄塔があります。
お決まりのアングルで撮影。
ここから麓の集落が見渡せます。
グラウンドに駐めてある私の車も見えます。
ロープの左側は切り立った崖です。
ハンターに野生動物と間違えられないように
したいですね。
特にバリルートに行く時は。
この看板、よく見ると…
先程見えた尖ったピーク、高岩山頂に到着。
再び蝶(?)を撮影。
ここは高取山方面の分岐点でもあります。
高畑山は、標識の左側の道を進みます。
また、もったいないぐらいに下ります。
当然、その後は急登が待っています。
次のピークが大ダビ山。
もう一つの大ダビ山の標識。
高畑山への最後の登り。
黄色い花が春を感じさせます。
肉眼で見ると、もっと鮮やかですが。
逆光で、露出補正をして撮影しましたが、
イマイチ良さが伝わらない写真でした。
ようやく秋山山陵の縦走路に出ました。
高畑山はここから100mなので
とりあえず行ってみます。
高畑山に到着。
秋山山陵の山は中央線の駅から直接登れるので
登山者に人気の山ですが、
ここでも山頂は無人でした。
ここは富士山の展望がウリなのですが
微かに富士山らしき影が見えます。
やはり絶景を期待するには
午前中の早い時間ですね。
この先も縦走路は続いています。
1年程前に秋山山陵を縦走して、
九鬼山を目指しましたが、時間切れで
この先の鈴ヶ音峠から下山しました。
いつかその先を歩こうと思っていますが
まだ果たせていません。
高畑山を後にして、倉岳山方面に進みます。
大きく立ちはだかるのが倉岳山です。
天神山は北側が開けていて、
扇山方面がよく見えます。
百蔵山(右端)、
左奥は大菩薩の山々ですね。
大菩薩は大昔に登って以来、行けてないので、
機会があれば行こうと思います。
穴路峠に到着。
峠越えは、現在ではハイキングコースですが、
昔は生活道路だったのですね。
予定したコースは全て踏破したので、
あとは下るだけです。
道標が一方向破損しています。
ここから下れば駐車場は近いです。
1時間も有れば、車に戻れます。
早く家に帰って、ビールで乾杯しよう!
今日は第3のビールではなく、
本物のビールを行きます。
やっぱり運動した後は、スーパードライだな。
それも350ミリ缶ではなく、500ですね。
キンキンに冷えたジョッキで…
と、思ったらまた登っています。
楽なコース、困難なコース、
私は困難な方を選びました。
我に七難八苦を与えたまえ!
↑これだけ歩いて、まだ歩き足りないなんて
どんだけドMなんだよ!
と、1人で突っ込みを入れました。
訳の分からないことをほざいていますが
気にしないで下さい。
倉岳山は去年も登っていますが、
ここまで来たら行くしかないでしょう。
この折れた倒木は何となく見覚えがあります。
急な道を登り終えると
倉岳山山頂に到着です。
ここも誰もいません。
結局この日は最初に会った一行以外は
誰にも会いませんでした。
倉岳山も富士山の展望がウリなのですが
見えませんね。
つい写してしまう三角点の標石。
無人の倉岳山を後にします。
今度こそ下山します。
しばらく稜線を歩きます。
下りきった鞍部が立野峠。
ここから稜線を外れ、
浜沢に下ります。
二十六夜山(左側)から右側に続く山々を
縦走してきた訳ですね。
倒木は迂回して進みます。
やがて沢沿いの道になります。
沢を飛び越えます。
車道に出ました。
山道はこれで終わりです。
駐車場脇のプールが見えてきました。
推奨季節が4月初旬〜10月下旬とありますが、
私の考えは逆で、
秋から春までがベストシーズンだと思います。
木々の葉が無いと、
樹林帯でも意外と景色が見渡せます。
快適な日だまりハイキングを楽しめます。
草深い山や、バリルートは
夏の時期は避けたいですね。
夏の蒸し暑い時期に草をかき分け、
虫にまみれて登るのは
快適とは言えませんね。
休憩中も常に虫が顔の前にまとわりつくので、
ゆっくりランチもできませんね。
下りてきた道を振り返ります。
バスは平日1往復、休日は2往復です。
休日でも2往復と言うことは、
あまり人気の無い山域なんですね。
個人的には今回登ってみて、
静かな山歩きが楽しめるこの山域は
なかなか良かったですけどね。
今度はコースを変えて、また登りたいですね。
石碑と石仏があります。
昔の旅人の目印だったのですね。
来る時は気付きませんでしたが
こんな看板があったのですね。
展望のよい稜線?
山頂は雄大な南アルプスが一望できる大パノラマ?
ちょっと突っ込みどころがありますね。
ここにもあった秋山の民話。
駐車場に戻って来ました。
自宅に無事に下山の連絡をしてから
家路につきます。
さて、どの道を通って帰るか?
甲州街道は行楽帰りの渋滞が予想されますので、
道志方面から帰ることに決定。
甲州街道の休日の夕方の登り方面、
今までに通って
渋滞しなかったことは無いですからね。
しかし、今回はそれが裏目に出ました。
そう言えば昨年の台風の後、
国道413号が何ヶ所か崩壊して通行止めになった
ことを思い出しました。
写真はその後、復旧した箇所です。
※もちろん停車中に撮影ですよ。
渋滞の先頭は、
復旧工事中で片側交互通行の箇所でした。
場所的には丹沢主脈縦走路の登山口の近くでした。
その間、車内で聴いていたボウイのアルバムを
1枚聴き終えて、2枚目を半ば聴き終えた頃、
ようやく渋滞を抜けました。
1人で車で遠出する時、
なぜか昔聴いていた曲を聴きたくなりますね。
特に深夜ドライブする時。
そこを抜けたら、後は週末の夕方と言うのが
嘘みたいに順調に帰れました。
やっぱりコロナウイルスの影響で
外出を控える人が多いのでしょうね。
おしまい