続き。
奥穂高岳に登頂を果たし、
穂高岳山荘に宿泊して、
翌日下山を開始します。
穂高岳山荘のテラスの先は
いきなり雪の中を歩きます。
ステップを作ってあるので、
慎重に行けば大丈夫です。
ここは、ザイテングラードと呼ばれる
岩尾根です。
昨日の前穂高岳や吊尾根に比べて
歩き易かったです。
高山植物がいい感じに咲いています。
この辺りが今回の登山のハイライトでした。
下るにつれてガスが晴れてきました。
涸沢カール、遠方には常念岳も見えます。
雷鳥を発見。
雷鳥は警戒心が無いのか、
他の登山者たちにもカメラを向けられても
全く動じませんでした。
ザイテングラードの取付点で休憩する
登山者を見つめる(?)雷鳥。
涸沢小屋に到着です。
高台にある涸沢小屋からは
涸沢カール全体が見渡せます。
北穂に取り付く登山者が見えます。
涸沢カールのテント場。
雪渓の冷気が流れているのが見えます。
北アルプスでも屈指の人気のある
キャンプ場です。
次に来る時はここでテントを張り
のんびり過ごすのもいいですね。
涸沢のテント場を後にして振り返ると、
それまでガスの中で見えなかった
前穂高岳から吊尾根に続く稜線が見えました。
あの上の稜線を歩いた訳ですが、
せめてもう1日早くガスが晴れてくれればと
思わずにはいられません。
涸沢キャンプ場の下にも
まだまだ雪が残っていました。
本谷橋。
格好の休憩ポイントです。
ここから先は危険地帯は無いので、
ヘルメットを外します。
川の水で顔を洗います。
屏風岩。
ものすごい岩の壁です。
橋を渡ると
横尾山荘に到着です。
ここで槍沢方面のコースと合流します。
ここから道幅も広がり、ほぼ平坦な道になります。
険しい山道を歩いた者からすれば
ここから先は消化試合みたいなものですが、
上高地のバスターミナルまでは約3時間もあります。
休憩もそこそこに次に向かいます。
こんな道が延々と続きます。
ここまで来ると本格的な登山者だけではなく、
観光客が散策がてらここまで来られる方も
見受けられます。
次のポイント、徳沢園。
自販機を見つけ、無意識のうちに購入していました。
ここは昔、牧場だったそうで、
今は快適そうなキャンプ場になっています。
明神分岐。
ちょっと寄り道して、明神池に行ってみます。
夏の雲が湧いています。
清流、梓川。
世の中の梓さんと言う名前の方は、
ご両親が山好きで、この梓川から名前の由来が
きている場合が多いそうです。
水の綺麗さに目を奪われたます。
岩魚らしき魚を発見。
ここは神聖な池ですので、
禁漁でしょうね。
見学後、念願の穂高神社の奥宮の
御朱印を頂きました。
穂高神社の休憩所に飾ってあった写真。
晴れていればこんな絶景が見れたのですね。
いつか絶対にリベンジします。
昨日は見えなかった穂高連峰が見えます。
あそこを歩いたと思うと、
感慨深いものがありますね。
河童橋を見ながら、河童コロッケを食べました。
わさび入りだそうです。
バスターミナルの売店でお土産を買いました。
沢渡行きのバスに乗ります。
ギリギリ乗り込めました。
バスが釜トンネルを過ぎると、
雨が降ってきました。
ターミナルでしばし雨宿り。
幸いすぐに雨が止んだので、車に向かいます。
沢渡の駐車場の側に足湯がありました。
私が今入りたいのは足湯ではなく温泉です。
ここはスルーします。
駐車場の前の民宿(?)に、
日帰り温泉のノボリがあります。
聞いてみると、今、入浴できるとのことで、
車に荷物を置いてから温泉に入ります。
今時300円とはリーズナブルですね。
私はここでは泉質云々や豪華な設備ではなく、
とにかく身体を洗いたいです。
個人的には左側にある、
犬に絶対にさわってはいけません。
と書かれた看板が気になります。
ここからはハンドルを握って家路につきます。
松本に出る頃には雷雨になり、
土砂降りの中を運転しました。
まぁ、歩いている時でなくて良かったですが。
今回購入した山バッジ。
いくつバッジを買えば気がすむんだ!
と、突っ込まれそうですが。



















































































