両神山①【日向大谷から】 | HIROのブログ

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趣味のブログです。気の向くままに山登りをしています。




今回の登山は、埼玉県の両神山です。
日本百名山に数えられています。


私は両神山には過去に登ったことがありまして、
その当時の山行記録を見ると、
昭和63年11月に登頂とあります。
当時私は高校生でした。
当時の行程は、
納宮から楢尾沢峠(奈良尾峠)を越えて、
日向大谷から清滝小屋に登り、幕営して
翌朝山頂に登頂、
一位ガタワを経由して白井差に下山しました。

それから30年の年月を経た現在、
納宮からの登山道は、
山と高原地図には載っていません。

有人の山小屋だった清滝小屋は
ログハウス風の小屋に建て直されて、
現在は無人の避難小屋になっています。

一位ガタワを経由して白井差に下山した登山道も
現在では廃道になっています。
新たに白井差新道が開かれていますが、
入山規制が行われていて、
通行には事前に予約が必要です。

両神山を取りまく状況は
当時と大きく変わりましたが、
昭和最後の秋に登頂した両神山に
それから長い年月を経て、
平成最後の秋に再び登頂しようと思い、
土曜日の夜に自宅を出発しました。




11月25日(日)

両神山はアプローチが悪い山で、
私の自宅からは公共の交通機関で日帰りでは
行きにくい山です。
車で行くことになりますが、
登山口の日向大谷には駐車スペースが少ないと
あります。
人気の百名山、それも紅葉の時期、
混雑が予想されますので、
早めに駐車場を確保しようと思い、
今回もナイトドライブとなりました。





深夜の道の駅  両神温泉  薬師の湯。
ここでトイレ休憩。
車内泊の車が何台も駐まっていました。
この車の人たちも翌朝両神山に登るのだろうか。

道の駅からしばらく登ると、
登山口である日向大谷です。
日向大谷の手前は道路が狭いので、
対向車には注意が必要です。

日向大谷に到着すると、すでに駐車場には
6、7台の車が駐まっていました。
まだ駐車スペースには余裕がありましたので
一安心です。
私は車を駐めて、後部座席に寝袋を広げて
潜り込みます。
とりあえず朝まで仮眠します。




駐車場から見た朝焼けに染まる両神山方面。

身支度をして軽く腹ごしらえをして
出発します。






両神山荘。
山バッジが売っているようなので、
帰りに寄ることにします。




現在では地図には載っていない
奈良尾峠を越えて納宮方面の道標があります。
登山道は現在でもあるようですね。
私は左の両神山頂方面に向かいます。




紅葉が見頃です。
今回はこの辺りの紅葉が見頃で、
登って標高が高くなるにつれて紅葉は終わり、
枯れ葉の初冬の山になります。




心地よい朝日を浴びながら登っていきます。



鳥居をくぐります。




両神山は信仰の山で、途中でいくつも
石仏がありました。





見事な紅葉です。
露出補正−2で撮影。


先日購入したカメラ。
今回の山行が初陣です。
前のカメラと同じシリーズですので
操作に戸惑いはなかったですね。




途中何ヶ所が沢を渡ります。




白藤の滝の分岐点。
ちょっと寄り道してみましたが、
途中足場が悪く、危険でしたので
滝まで行かずに引き返しました。




続く。