八ヶ岳登山①【6月17日夜行日帰り山行、美濃戸口から行者小屋】 | HIROのブログ

HIROのブログ

山歩き、写真を撮ることが趣味です。家では2匹の猫を溺愛しています。



今回の登山はどこにするのか、
当日まで迷いました。
群馬方面の山に登るつもりでいましたが、
梅雨のこの時期、
ネットで天気を調べると曇りです。
その日の夕方まで待ちましたが、予報は変わらず。
曇りで登っても、上ではガスで何も見えません。

そこで他の場所を調べてみると、
長野、山梨方面は晴天ということで、
八ヶ岳に決めました。


八ヶ岳に登るのは久しぶりなので、
仕事帰りに書店で地図を購入しました。

帰宅後、登山の準備を済ませて、
夜遅くに自宅を出発しました。

今年初の夜行で行く山行です。


運転中、時たま雨が降っています。
明日の天気は大丈夫だろうか?
心配ではありますが、
ここまで来たら、
とりあえず行くだけ行ってみようと思いました。


明け方3時頃、登山口である
美濃戸口に到着しました。

自家用車ですと、この先の赤岳山荘まで
行けますが、ネットの情報では
ダートの道で車の底を擦るとのことで、
美濃戸口に駐車することにします。

美濃戸口の駐車場は開いてはいますが、
こんな夜中に係員はいません。
私の前を走っていた車の方も、
勝手に駐めていいのか迷っていましたが、
まぁ、帰りに清算すればいいと思い、
八ヶ岳山荘の駐車場に駐車しました。


とりあえずまだ暗いので、
しばらく仮眠をとります。

日が長いこの時期、
4時を過ぎると明るくなってきました。
支度をして登山届を提出して
4時半頃出発しました。



八ヶ岳山荘。
この写真の右側奥に駐車しました。


前置きが長くなりましたが、
ここから登山開始です。


美濃戸口から赤岳山荘まで約1時間の林道歩きです。
私の歩く側をどんどん車が通過して行きます。

しばらく歩いていると、一台の車が私の隣に止まり、
よかったら乗って行くか?
と、声をかけて下さいました。
私は二つ返事で乗らせていただきました。

私を乗せてくれた親切な男性の方、
この時はありがとうございました。
この場を借りて、御礼申し上げます。


思わぬことで時間短縮ができました。


美濃戸山荘。
早朝ですので、まだ営業していません。

この先から登山道になります。



分岐点。
左に行くと、赤岳鉱泉方面。
右に行くと行者小屋方面。
赤岳方面には南沢コースに進みます。










沢沿いのコースです。
人気の百名山だけに、
登山道はしっかり整備されています。



布袋蘭。
まだ朝日がさす前の薄暗い場所だったので、
少しブレてしまいました。



ところで6月だと言うのにかなり寒かったです。
手袋を持ってこなかった事を後悔しました。
歩いていれば身体は暑くなりますが、
手は冷えます。
行者小屋に着く頃には、手がかじかんでいました。




朝日が差してきました。





苔むした原生林の中を歩きます。




光が当たった苔がきれいでした。




行者小屋に到着。
背後に見えるのは横岳です。




行者小屋でトイレを済ませて、
山バッジを購入しました。

ここから本格的な山道ですので、
靴紐を締め直します。
かじかんだ手で靴紐を結ぶのは少し難儀しました。



続く。