クジラの子らは砂上に歌う 12話(最終回) ―感想― | ちょこっとぶろぐ~乙女ゲームとアニメと徒然~

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クジラの子らは砂上に歌う

12話(最終回)。
ここに生まれてよかった

感想。
双子の反乱はオウニの言葉で一蹴され、あっという間に終息。
シコンとシコクはまだ上に立つ器じゃなかったね。
でも印たちの中に疑問や不満が芽生えさせたよね。
外の世界の人たちが入ってきたことは
良くも悪くも変化させてしまう。
流れはもう誰にも止められないんでしょう。

泥クジラのヌース・ファレナは印の命を食っていた。
そしてまた1人、印の命が尽きようとしてる。
真実を知ってしまったチャクロやスオウたちは
今まで以上に辛いよね。
無印とはファレナの罪を背負うために存在してるのかな?
だとしたら残酷すぎる宿命だ。
生きて見送り続けなければならないなんて…

一方のオルカはアツァリの所へ。
その前に出てきたリョダリの姿に悲しくなった。
彼はどうやったら救われるんだろう。
オルカに使われ狂気の中で生きるしかないのかな?
憐れで見てるのが辛いよ。

それはともかくオルカとアツァリの会話。
感情を取られないために食べるというサルファというもの。
ヌースの肉で出来てるんだとか。
特権階級の人だけが感情を持ち続けられるわけね。
最悪だねまったく。

オルカはアツァリの弱みをチラつかせ
脅迫に近い交渉をしてたけど何か別の目的があるのかな。
ちょっとだけ見せたあの回想は…
悲壮な感じで「殺したくない」って言ってた。
今のオルカの原点は何なんだろう?とっても気になる。
というか記録係のあの子を妻にする理由はなんだ?
本気で好きになったなんてことはないよねぇ(^_^;)

泥クジラではまた葬儀シーン。
これで何度目なんだろう。
泣くのを堪える習慣はなんだったの?
悲しいんだから泣けばいいよね。

でも泣くことが出来ない2人。
オウニもシュアンも本当は泣きたいんだね。
この2人はどこか似てるのかもしれない。

泣いてるリコスにエマが。
結局、ネリとエマの関係は不明のままだ。
エマが何のために動いてるのかもわからないし…
導いてる感じはするけど選択は泥クジラの人たちに委ねてる。
リコスにもそうさせてたしね。
感情を持ち泥クジラに留まるという選択を。

チャクロは夢で大事な人を思い出して
記録する理由に改めて気づいた。
思い出を忘れない為、それを誰かに知って欲しいということ。
書きたい欲求はそこから生まれてた。
ただ歴史を記録に残すだけじゃなくて
チャクロが泥クジラにあるすべてのものが好きだから
残したいと思うんだね。

スオウは首長として決断した。
全ての真実を伝えること。
今までの誰も出来なかったことしたスオウは凄いと思う。
辛くて勇気がいることですから。
双子たちがまた暴れ出してどうなることかと思ったけど
オウニが納めてくれて上手く纏まって良かった。

ショアンがオウニのことをいろいろ言ってたのが
非常に気になるけどまだ明かしてはくれないらしい。
最終回なのに気になる伏線を残すだけか。
誰とも混ざることはないというオウニ。
ショアンとオウニってなんか関係あるんかな?

チャクロとリコス。
どうなっていくんですかね。
そういえばリコスがいた島から連れて来たあの動物。
今更だけどコカロとそっくりってことは舵だったんだね。
ホント今更どうでもいいど(笑)

とにかく泥クジラは新しい世界を目指して出発。
最終回的な演出になってはいたけど…
ここからが面白くなりそうなのに最終回ってねぇ。
覚悟はしてたけど全て中途半端なところで終わって悲しい。
面白かっただけに結末まで描かれないことが残念。
原作続いてるからしょうがないんですけど。

ただ最後にオウニが笑うのを見れたので
いい最終回だったと言っておこう(笑)


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