大正浪漫~禁断の恋~ Vol.3 書生の彼
キャスト
久世乙彦:柿原徹也さん
あらすじ
とある華族のお屋敷で働くあなた。ある日その屋敷に、大学へ通うために書生としてやってきた久世乙彦と出会う。使用人であるあなたにも気軽に接する乙彦にあなたはだんだんと心を許していく。乙彦もまた、話の合うあなたへの好意を募らせていった。けれどあるとき、とある華族との出会いがあなたと乙彦の関係を大きく変えることになる――。
トラックリスト
1.彼との出会い
2.本と贈り物
3.和歌と気持ち
4.異国の本
5.涙と期待
6.感情と口付け
7.恋の歌
8.真実と幸福
9.身分違いと別れ
10.全てを捨てて
感想
カッキー演じる久世乙彦は叔父の子爵邸で使用人として
働いてたヒロインと出会うことになります。
一見、身分差がありそうですが叔父の子爵は勲功で
爵位を貰った華族ってことで親戚である乙彦は
ちょっと裕福な平民って感じの身分です。
ちなみに勲功とは【国家や君主に尽くした功績】だそうです。
てな訳で最初は禁断の恋って感じじゃないです。
一応、子爵の手前秘密にはしていましたけどね。
乙彦は書生として居候してるわけですが
叔父である子爵に養子になって後を継がないかと
誘われたそうですが大学で文学の研究をしていずれは
教授になるのが夢と言って断ってしまいます。
そんなわけで一向に禁断な恋にはなりません(笑)
ヒロインも本を読んだりするのが好きと言う事で
意気投合し本や和歌の話をして次第に惹かれ合っていきます。
あるときヒロインは病気の母親から預かった異国の本の
翻訳を乙彦に頼みます。
その本は手書きでフランス語で書かれているということ。
乙彦はフランス語は得意でないということで知人に翻訳を
頼むわけですがこの本がかなり重要なアイテムでした。
この本っていうのはある日本人の侯爵の日記でした。
身分違いの恋をして相手の女性には
素性を明かさず付き合っていたんだけど
子供が出来ていよいよ身分を捨て駆け落ちしようと
考えたんだけど家の人たちの妨害で女性と子供は
姿を消してしまったと言う感じの内容。
これ、すぐにピンときてしまいました(^_^;)
ヒロインの母親がその女性で侯爵の子供がヒロインって
ことだろうってね。
しかも乙彦が懇意にしてる侯爵がその人だということも
判明してしまうという偶然。
出来過ぎ感がハンパないです(笑)
まぁそんなこんなでヒロインの方が身分が上っていう
逆転の禁断の恋になってしまいました…
けど別に侯爵の家に無理に行く必要もないし
乙彦だって子爵の養子っていう道もあるからね。
冷静に考えたら全然、禁断な恋じゃありません。
2人は「もう会えない…」って盛り上がっちゃって
ましたけどね~(笑)
ラストのヒロインが勝手に乙彦について行くのは良かった。
言われるがまま侯爵のところに行かず自分で未来を
切り開こうとしたヒロインには好感が持てます(ヘ。ヘ)
ちなみにラブシーンはヒロインの出生が分かる前に
乙彦が告白してくれて結ばれちゃいます(〃ω〃)
シーンとしてはキスまでですがね。
でも「チュッチュッッチュ」といっぱいしてくれるので
めっちゃキュンキュン出来ました☆
乙彦は敬語まではいかないけど常に丁寧口調です。
ヒロインより年下っていうこともあるのかもですが
たぶん誰にでも丁寧な言葉で喋るんでしょうね。
カッキーはかなり高めのお声で演技されてます。
純粋でお茶目で可愛いって感じのキャラでした。
―総評―
正直に言っちゃうと前作の方がストーリーは良かったです。
だって序盤で先が読めちゃったんだもん(^_^;)
それに禁断の恋のハードルも今回の設定はかなり低いし。
でも幸せが予想できるストーリーなので安心して聴けますね。
泣くのが辛いって方には良いかもしれない。
乙彦の恋愛はなんて言うかピュアって感じ。
特に意地の悪い人も出てこないし
ちょっと切なくなる場面もあるけど
ラストはしっかりハッピーエンドです。
私的にはちょっと物足りなさもありましたが(笑)
カッキーのボイスに萌え萌え出来たので楽しめました♪
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