幼少期にピアノを習うということ

とても興味深い記事を見つけました。
幼少期の習い事のピアノって素晴らしいこと、改めて認識しました。

「情操教育の一環として多くの人が通わせる習い事の1つに「ピアノ」がありますが、本当に役に立つのでしょうか？
カシオ計算機株式会社が発表したレポートをもとに、ピアノのレッスンがもたらす子どもへの影響についてご紹介します。

■難関大生の多くが子どもの頃に「ピアノレッスン」を受けていた。
カシオ計算機株式会社が「難関大学」と言われる4大学（「東京大学」「京都大学」「早稲田大学」「慶應義塾大学」）の在校生・卒業生20～30代男女1，188人を対象に、「子どもの時の習い事」に関する調査を行いました。

その結果、難関大生の43％が「ピアノ」を習った経験があることが判明。
実に半数に迫る割合となりました。

さらに、ピアノ経験者300人を対象に「子どもの頃のピアノレッスン」についてどう感じているのかを尋ねたところ、70％が「良かったと思った経験あり」と回答しています。

「音感が良いと言われる。カラオケなど音程に狂いがない」（慶應義塾大学・男性・36歳）

「左右の手や足を使うので、脳のトレーニングになったと思う」（慶應義塾大学・女性・33歳）

「耳が良くなったようで、英語の聞き取りの上達スピードが速い」（東京大学・女性・35歳）

などの意見が寄せられ、音楽に関する技術や知識だけでなく、一般的な学習能力をアップさせる効果を実感している人が多いことがわかりました。

ピアノ経験者の中で、「子どものうちにピアノを習うことはおすすめできる」と感じている人は83％にのぼります。

■「集中的な反復練習」が子どもの能力を向上させる

子どもの教育・学習事情に詳しい陰山英男氏によると、子どもの学力を高めるためには、優れた学習を徹底的に反復することが重要。一定の決まりに従って指を早く正しく動かす「ピアノ」の反復練習は、高度に脳をフル回転させながら集中するため、一般的な学習能力を向上させるのにも役立つそうです。

難関大学合格者の多くがピアノを習った経験を持つのもうなずけますね。

ただし、陰山氏によると集中させようと子どもにプレッシャーをかけるのはNG。緊張は集中を阻害し、子どもを委縮させ、能力を発揮できなくしてしまうそうです。親ができるサポートは、子どもが楽しんで学ぶ環境をつくってあげることに尽きるのかもしれませんね。
【参考】
※ 難関大生73％が実感する、「ピアノと脳機能」の関係 教育学者・陰山英男氏が語る「ピアノレッスンと子どもの学力」 - カシオ計算機株式会社」

幼少期に両手を使って反復練習の癖を身につけること、脳にも精神にも効果大ですね！