先日、約一年ぶりの検定を受けました。上級師範3級のテストです。
まずは自分の着物で着姿をチェックしていただき、その後15分間で振り袖をモデルさんに着付け、ふくら雀の帯結びをするといったもの。
いつもは一緒にお稽古している人にお互いに着付け、前日のお稽古でも時間内にできる!と自信を持って検定に挑んだのですが「二人同時にやりましょう」と急きょ当日抜擢のモデルさんが登場し検定が始まりました。
いつもやり慣れた相手と違い、その場で体型を判断しながらの着付けはとても勉強になりました。特にいつも私に着せていたお稽古の相方は、大変だったと思います。
私は身長が162cm、体格も大柄で着物的にはとても着せ安い体型だと思うのですが(笑)、当日彼女が着付けたモデルさんは身長が150cmもない小柄な方でした。
現場で臨機応変に対処できるか適応力を試された検定でした。
幸い二人とも時間内に仕上げることができ「上級師範3級」合格できました。
お免状の授与式は来年1月です。どの着物を着て行こうか今から楽しみです。

そのハクビのお稽古にまた先日行きましたら、新しい生徒さんが私の方を見て手を振っています。よーく見ると、今年の5月に結婚した私の従妹の娘じゃないですか!
彼女の結婚式に私は色留袖を15分で着上げて出席したのでした。
新妻になり、お正月は嫁ぎ先でお着物なのかな?と微笑ましくなりました。彼女は美人さんだから着物姿も素敵ですよ。また来週ね!と、お稽古がまた楽しみに。
ちょっとだけのつもりがもう2年。天国の母が続けるように操ってるのかな。