一年前の3月11日。
岩手の実家で震災に遭った私は薄暗くなってきた夕方、停電の家の中で一人片付けをしながら不安な夜を迎えようとしていたことをまざまざと思い出し、昨日の夕刻は胸が苦しく切なくなりました。
スイッチを入れれば電気がつき、水もガスも当たり前に使えてる生活が、本当は当たり前じゃないこと。
私達は恵まれた時代に生きてこられたことに感謝しないと!と改めて思う一日でした。

昨日はテレビでも各局今の被災地を映してましたが、昨年の映像?と思う程、復興というにはまだまだ…といった状況ですね?
どこかの市長さんが「東京や大阪でこれほどの震災が起きてたら一年もほったらかしにはしてな
いはずと思うと本当に悔しい」と話してました。
政治とかけ離れた遠い地で不便な生活を強いられてる被災地の人達の『我慢』はいつまで続けなくちゃならないんでしょう?
政治家の方達も仮設住宅での生活を一週間、いや三日でいいから共にしてみればどういう思いで生活しているのか、まずは何が必要なのかがわかるはず、と被災地の方が話してました。
他人事ではなく自分自身のこと、自分の家族のことという気持ちで本気で立ち向かっていかないと、復興は遅々として進まない気がします。
今自分に何ができるか、何をすべきなのかを一人一人が真剣に考える時ですね。