岩手の実家から…

大変ご心配いただいてますが、幸い私は無事ですよ。
11日、用事で家を出て10分後に来た大地震でした。
戻ったら家中のものが崩れ落ちてましたが、母のお骨だけは落ちずに祭壇の上で踏ん張ってました。
さすが私の母です。
その日からずっと停電で携帯の充電ができず、家の電話も使えず公衆電話も不通になったので、
13日昼前に近所にあるふれあいセンターという避難所で充電できるという話を聞き、充電しに行ったところ100件近いメールが一気に入ってきてビックリ。
メールしても返信がなかったから皆さんご心配下さいましたよね。心からありがとうございます。
今日一人一人に返信しました。
ここ数日乾電池のラジオだけが情報源だったのでテレビで悲惨な映像は見てませんでした。
ワンセグで見るのは貴重な電池がもったいなかったし…。
岩手の海側だけじゃなく、ここ内陸のこの町でも家が半壊とか凄いことになってるそうです。
ふれあいセンターでも炊き出しが長蛇の列だったり、買い物も長蛇の列だったので本当に必要な人に譲ろうと何も買わずに帰ってきました。
うちは幸い両親が残してくれた家と、食料も沢山あるのでそれだけで充分生きていけます。
つい先ほど待望の電気が復旧しました。
早速テレビで今回の大地震の悲惨な映像を見て驚いています。
ここ岩手だけじゃなく、日本中が本当に大変なことになってますね。
お互いにできることをやって助け合いましょう。
豊かな時代に生きてきた私達にもできることはあります。
三日間電気と情報のない中で暮らした経験はとても貴重でした。
余震はまだありますが、家の中が明るいだけでこんなに有り難いことはありません。
生きていられることに感謝し、今回の災害を何とか乗り切りましょうね。
東京へ戻れるのはずいぶん先になりそう…。