tekkan先生のプロデュース公演『MIKADO』ミカドを観てきました。
もともとオペラのこの作品、これをtekkan先生のセンスでかなりコメディータッチに脚色され大爆笑の連続の作品に仕上がっていました。オペラというと高尚でちょっと近寄りにくい難しいジャンルのものと思われがちですが、こんなに楽しいオペラならまた足を運びたいと思わせる公演でした。
舞台装置は何もなく場面転換も演者さんの心情までも映像で表現しているのですが、これもtekkanが全て作ったものだと聞きそのこだわりぶりに脱帽でした。息子名央が映像スタッフで入りお手伝いさせていただきましたが、映像を出すタイミングも重要なポイントでその出来映えにも拍手!!!(笑)
活弁士役の林家久蔵さんはヒロファンの生徒さんのご主人で息子が小さい頃家庭教師をしていただきました。噺家さんですが、早稲田の数学科卒という変わり種!落語家さんをオペラに起用という意外な発想もtekkanのセンス溢れるところかな。
前回の作品もほぼ半年後に再演されましたが、今回の『MIKADO』はさらにそれを望む声がお客様からも演者さんからも上がっているとのこと!その時はぜひたくさん誘って行きたい、私のお気に入りの作品との出会いとなりました。