受験生のみなさん、

4月ももう半分が終わりました。

勉強は順調に進んでいますか?

 

英語の成績を上げるためには、読解力アップが不可欠ですが、

読解力アップのためには、英文を読むスピードを上げなければなりません。

 

英文を読むスピードが遅いのは、

語彙力不足分からない部分を何度も繰り返し読む

だけが原因ではありません。  まだ他にもあります。

 

和訳をしないと分かった気がしない人も、読むスピードが遅くなります。

授業中に「もう一度、和訳を言ってください。」という生徒さんは、かなり重症です。

いわゆる「トンボ返り」の和訳をしていたら、読むスピードは上がりません。

日本語と英語は語順そのものが違うので、きれいな日本語にしようとすると、

時間がかかってしまう上に、何が書かれているかよく分かりません

 

和訳をするのではなく、英語の語順のままに

書かれている内容をイメージできるようになるためには、

スラッシュ・リーディングとかセンスグループ・リーディング

とか呼ばれている英文の読み方が非常に効果的です。

検索をかけてみるといろいろ出てきますので、聞いたことがない人は調べてみてください。

 

例えば、こんな感じです。

There’s nothing better than going out with friends for meal, but even though you

may all get on well, you also have a natural tendency to want to stand out from

the crowd and not to seem to be following the herd.

( 2016年度 九州大学 前期試験より )

 

「和訳しなさい」の部分ですが、難しい単語が使われているわけではありません。

すらっと読めましたか?

長い文章を、一気に理解するのは、やはり難しいですね。

 

同じ文章に、スラッシュを入れてみましょう。

There’s nothing better  /  than going out with friends for meal,  //  but even

though you may all get on well,  /  you also have a natural tendency /  to want

to stand out from the crowd  /  and not to seem to be following the herd.

 

いかがですか? 読みやすくなりましたか?

この状態でも、やはりよく分からないという人は、語彙力が不足しています。

語彙力を徹底的に鍛えてください。

 

念のため、語句の意味を加えます。

even though S + V    「SはVだけれども」

get on well                「上手くやる、仲良くやる」

tendency                「傾向」 ★tendency to do で「~する傾向」

stand out                  「目立つ」

crowd                       「群れ、群衆、集団」

seem to do               「~するように見える、思われる」

follow                       「~の後に続く、~を追いかける」

herd                        「群れ」 ★この文ではcrowdの同意語としても用いられてい

 

There’s nothing better  /  than going out with friends for meal,  //  but  even

though you may all  get on well,  / you also have a natural  tendency /

to want to  stand out from the  crowd  / and not to  seem to be  following

the herd.

 

今度は、どうでしょうか? 語句の意味が分かると、更に理解しやすくなりますね。

 

スラッシュで区切られた部分 ( 意味の塊 「センス・グループ」 とか言います ) ごとに、

簡単に訳してみます。

 

~より良いものはない /  友達と食事に出かけることよりも  //  しかし、あなた達みんなが仲良くやっているかもしれないけれども /  当然の傾向もある /  集団から目立ちたい /

そして、群れの後をついて行っているように見られたくない

 

「和訳をしなさい」 という問題でなければ、大体の内容が分かれば、それで十分です。

 

「友達と食事に行くのはとても楽しいけれど、仲良くやっているようでも、

やっぱり目立ちたいよね。みんなと同じことをしていると思われたくないよね。」

 

ポイントは

「日本語の語順に和訳しなくても、内容は理解できる」 ということです。

「トンボ返りの和訳」「日本語らしい和訳」にこだわらなければ

もっと速く読めるようになります

 

では、どうすれば「トンボ返り」の和訳から脱して、

英語の語順のままイメージできるようになるのか。

 

答えは常に同じです。

速く読みたければ、速く読んでみること

トンボ返りをやめたければ、スラッシュ・リーディングをやってみること。

 

最初は、そして慣れるまでは、何事も難しいものです。

「出来ないから、しない」ではなく、

「出来なくても、する」「出来るようになるまで、する」が、

学習に対する正しい姿勢です。

 

今日も、頑張りましょう。

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

You can’t learn to play soccer by reading the rulebook, you can’t learn to play the

piano by studying sheets of music, and you can’t learn to cook by reading recipes.

  ---Cited from  What I Wish I Knew When I Was 20   by Tina Seelig

 

 ルールブックを読んでもサッカーができるようにはならない。

  楽譜を学んでもピアノを弾けるようにはならない。

  レシピを読んでも料理ができるようにはならない。

 

 

 

 

ビックリマーク励みになりますので、ポチっと押して頂けると嬉しいです。

宜しくお願いします。m(_ _ )m
にほんブログ村