受験生の皆さん、
先日は「英文読解力を上げる」で英文を読むことの重要性を説明しましたが、
読解力を上げる以前に、
「英文を読むスピードが遅いので、時間内に最後まで問題を読み終わらない。」
という人も多いと思います。
特に、「マーク模試」を初めて受験する生徒のかなり多くが、
第6問に行きつく前に、時間切れになってしまいます。
「読むスピードが遅すぎて…」の典型的なパターンです。
発想を変えましょう。
「問題を最後まで、きちんと読めないので、得点が上がらない」という人は、
逆に言えば、
「問題を最後まで読み終われば、大幅な得点アップが期待できる」
ということです。
「伸びしろ」が沢山残っているわけですから、
前向きな気持ちで、スピード・アップに取り組みましょう。
読むスピードが遅くなる、最も大きな原因は語彙力不足です。
「分からない単語は文脈から意味を推測する」と言えば、聞こえがいいのですが
意味の分からない単語ばかりでは、意味を推測することは不可能です。
どのレベルの学習者でも、語彙力の強化は常に必要なので、
半端な時間を利用して、できるだけ多くの単語に目を通し、
見て意味が分かる単語レベルでの語彙力の強化に取り組んでください。
読むスピードが遅くなるもう一つの大きな原因は、
分からないところを何度も繰り返し読んでしまうことです。
これでは、スピードは上がりません。
気持ちは分かりますが、理解しようと努力しているのも分かりますが、
残念ながら、分からないものは何度読んでも分かりません。
3回読んで駄目ならば、その箇所は諦めて、とにかく先を読むことが重要です。
英文の特徴ですが、初めは抽象的に述べて、
その後に分かりやすい言葉での言い換えや具体例が続きます。
分からずに何度も繰り返し読んでいる箇所は、
そもそも「抽象的で、分かりにくく書かれている箇所」なのかもしれません。
したがって、分からないところはひとまずそのままにしておいて、先を読んでください。
先を読んでいくと、「な~んだ、そういうことか」ということも、よくあります。
分からない部分に捕らわれずに、分かる部分に注目していくと、
「筆者は何を言いたいのか?」を合理的に推測できるようになります。
英文を読むスピードを上げるために、
まず、毎日の予習の仕方を見直すことから始めましょう。
・ 知らない単語があればすぐ辞書を引く
・ じっくりと時間をかけて、納得がいくまで読む
・ 「ガイド」などの解説書を見ながら予習する
こんな予習だけをしていれば、いつまでたっても読むスピードは上がりません。
本番(入試)で通用するスピードを身につけるためには、
本番になるべく近い条件で、予習をすること必要です。
つまり、最初に英文を読むときには、
辞書や解説書を使わずに、読む時間を決めて読むことです。
英文読解力を上げるでも述べましたが、
読解力をつけるには、同じ英文を3回以上繰り返して読む必要があります。
①1回目は辞書を引かず、できるだけ早く読む
②2回目は辞書や解答・解説を利用しながら、丁寧に読む
③3回目以降は、辞書や解答・解説を使わなくても、意味が浮かぶようになるまで、
繰り返し読む
予習をするときに、①をせずに、②だけをしている人は、要注意です。
読むスピードは速くなりません。
予習で①と②の両方を、授業を受けた後に復習として③をすることで、
読解力をつけるとともに、読むスピードを上げることができます。
語彙力の強化は、その気になればいつでも、比較的短期間にできますが、
読むスピードはそう簡単には身につきません。
毎日の積み重ねが物を言います。
頑張りましょう!
★曖昧さに耐える能力
1.分からない状態を楽しみ、考え続ける能力
2.分からない状態を一時保留し、先に進むことができる能力
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You are what you repeatedly do.
積み重ねが自分を作る
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