受験生の皆さん、
今日も頑張っていますか?
「読解力を上げたいんだけど、勉強の仕方が分からなくて…」の皆さん、
読解力はわざわざ勉強しなくても、上げることができるかもしれませんよ。
読解力とは読んで字のごとく、
文章を読んで、理解する力のことです。
何を理解するのかというと、「筆者が本当に言いたいこと」を理解するのです。
例えば、Time flies like an arrow. を 和訳しなさいと言われたら、
①「時間は矢のように飛ぶ。」が英語に忠実な和訳ですが、
筆者が本当にいいたいこと ではありません。
[和訳]=[筆者が言いたいこと] ではない のです。
もっと深く「筆者は何を言おうとしているのか」を考えると、こんな解釈が可能です。
②「時間は(矢が飛ぶように)非常に速く過ぎ去っていく。」
更に深く考えると、
③「だから、時間を大切にしなさい。」
④「あっという間に、年を取ってしまうものだ。」
⑤「今のうちに出来ることをしっかりしないと、後で後悔することになりますよ。」
などの解釈も可能になります。
これが「読解力」です。
①の英語に忠実な和訳を、③④⑤のレベルに引き上げる必要があるのです。
解釈の仕方は、何通りも可能で、正しい解釈の仕方は1つだけではないのですが、
⑥「(飛んでいるものを捕まえるのは難しいので)好機を得るのは難しい」 とか
⑦「(あっという間に過ぎてしまうから)、今のうちに稼ぎなさい」 になると、
やっぱり、「それ、違うんじゃない…」となります。
⑥⑦の解釈は、③④⑤の解釈とどこが違うのでしょうか?
「まあ確かに、⑥⑦も可能かもしれないけど、普通は③④⑤と思うんじゃない?」
普通は…というところが重要なのです。
あるベテランの国語の先生が、学年集会でこんな話をしました。
「国語の成績は、素直な考え方ができる、素直な生徒でないと伸びない。
自分の考えばかりを押し通して、ひねくれた考え方をする生徒では伸びない。」
「解釈の仕方は、人それぞれだから、何でもOKでしょう?」とか
「自分は、こう解釈しました。これでは駄目なのですか?」という生徒さん、
あなたはもしかして、国語(現代文)が苦手じゃないですか?
読解力に特別なテクニックやユニークな発想は必要ないのです。
少なくとも、定期考査や入試問題では、
「普通の人なら、たいていそう考える」解釈が求められているのであって、
あなたの個性的な考え・解釈が求められているのではありません。
したがって、「どうも自分は他の人と考え方・感じ方が違うようだ」という人は、
「他の人ならどう考えるのか」を考えてください。
また、相手の立場になり、相手が何を言おうとしているのかを、考えることも重要です。
親や先生の話が、「何を言いたいのか、よく分からないし~」の時こそ、
読解力を高めるチャンスです。
相手が「なぜ、そんな話をするのか」、「何が言いたいのか」を
よく考える習慣をつけることで、読解力を鍛えることができます。
英文解釈でも、同じことが言えます。和訳をするだけで、
「筆者は何を言おうとしているのか」を理解することはできないのです。
むしろその逆で、
筆者の言いたいことが理解できるから、和訳ができるのです。
そして、筆者が言おうとしていることは、
誰もが聞いたことがあり、共感できるような内容になっている場合がほとんどです。
取りたてて難しいことを、意味不明なことを言っているのではありません。
もしあなたの和訳が「意味不明」な日本語になっていれば、
それはあなたの英語力が足りないのではなく、
「筆者は何を言おうとしているのか?」を考えずに、和訳をしているからです。
英文解釈で大切なのは、筆者が言いたいことを理解することです。
和訳することではありません。
相手(筆者)の気持ち考えを理解しようとする姿勢は、日常生活の中で養われます。
親や友達や教師に対する自分の姿勢を振り返ってみてください。
相手を理解しようと努めていますか?
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