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「私とガンプラバトルをしない?」


その少女はユリアとリエしゃんの前迄来ると、ユリアに突然ガンプラバトルを申し込んできた。


「ル、ルリちゃん、いきなりすぎるよー!!ユリアちゃんはここに今日入ったばかりなんだよ。それをいきなり・・・」


「さっきのバトル中の動き、特別扱いする必要は無いと思うけど。あなたは?バトルしてもいい?」


ユリアはにま~っと笑うと、ルリに飛びついて来た。


「ルリにゃん、こんにゃとこにいたのにゃ~。ユリア、毎日ルリにゃんの事、学校で探してたにゃよ~。バトル? ウンウン(゚▽゚*(。_。*) やるにゃー!!」


ゴロにゃんとユリアにまとわり付かれたルリは、スゴくもじもじしながら「やめれー!!なんでそうなるー!?」と動揺しながら言った。


さっき迄、毅然としていたルリは、こそばゆそうに体をくねらせた。ユリアはルリの鼻をぺろりと舐めると、満面のニャンコ顔をした。


「こ、これは・・・ うぷぷぷ。ルリにゃんはそんな一面を持ってたのねー」


日頃からマイペースなルリは、みんなと一緒の練習とかしないし、リエはもっと気難しい相手なのかと思っていたのだ。


「ルリにゃん言うなー!!ちっこくて可愛いとかも言うなー!!」


顔を真赤にしたルリにゃんは、子猫のように可愛いとか言われるのが嫌で、子猫系ユリアの事を苦手に思っていたのだった。


「いい加減に離れんかい!!」


ポカリとユリアを殴ると、これ以上やるのはヤバいと思ったユリアは、ルリから離れた。


「うにゃ~ん、ルリにゃんのケチンボ~」


「ええい、鬱陶しい!!まさか私のことを知っているとは思わなかった。あんたと話したこと、私なかったわよね?」


「あるにゃ~、今」


「キー!!どこまで人をおちょくれば気が済む!!」


また顔を真赤にしたルリは、ユリアをポカポカと殴った。


そのやり取りを見てお腹を抱えて笑い出したリエしゃんは、ちょっとスイッチ入っちゃったようだったww 暫く笑い続けたリエしゃんは、ようやく落ち着くと手をポンと叩いて続けて言った。


「ならルリちゃんも私達と一緒に練習しようよー!!そうすれば一緒にバトルだって出来るし」


ルリにゃんはもじもじしながら、コクリと頷いた。なかなか素直になれない年頃なのであるニャハー





つづくー!!




ユリア この物語の主人公で、私立聖鳳学園 中等部1年。身長155cm 血液型ネコ型 ニックネームユーリ 学力体力等、みんなに助けてもらってる(まだネコ科だから汗 スピカの師匠の店長ちゃんの指導を受けるために「コスプレ喫茶ガンダムちゃんアキバ店」の研究生になる。



カミシロ リエ ニックネーム「リエしゃん、リエリン、リエポン」 私立聖鳳学園 中等部2年 学力(上)、体力(中)。身長160cm 血液型A型 人一倍、面倒見がいいw




タチバナ ルリ ニックネーム「ルリにゃん」 私立聖鳳学園 中等部1年 学力(上) 体力(上) 家庭科(下)汗 身長150cm 血液型B型 マイペース、人にも自分にも厳しい(´・ω・`;)


キャラクターデザイン、豆さん


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