産業カウンセラー⑽【第4回 アセスメント】 | delpaのブログ

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パパ3年目の子育てブログです。

地元を離れ、妻と娘の3人で暮らしていますが、一家は人生の岐路にいます。
子育ての日常をつづりつつ、家族となってから考えたり感じたりしてきたことも少しずつ振り返っていきたいと思っています。


アセスメントという言葉は、意外と!?臨○心○士の受験生も勘違いしてる人が多い言葉です。

ここでは、定義とカウンセリング場面でのアセスメントについて触れたいと思います。



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★本日のポイント★
1 アセスメント=見立て

2 カウンセリング場面でのアセスメント
⑴カウンセリングでは、共感的理解と対をなし、常に行っているもの
⑵カウンセリング以外の方法では、クライエントの多面的な理解のために用いるもの
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1 アセスメント=見立て

アセスメント=評価、査定などの意味。

 同義で「見立て」という言葉もよく使われる。他にも、方針とか、現状と今後の展開  なんかも似たような意味合いかと。

  一般に心理アセスメントとは、
①心理面接(心理療法やカウンセリングとほぼ同義)、②観察、③検査  の3つの行為を含み、これら一連の過程をいう。

  その目的は、アセスメントを通して、クライエントに関する情報を収集、統合し、クライエントの処遇についての指針を立てることにある。
 また実施にあたっては、ネガティブな側面だけでなくポジティブな側面にも焦点をあて、クライエントに役立てる形で情報提供することが必要である。


2 カウンセリング場面でのアセスメント

⑴カウンセリングでは、共感的理解と対をなし、常に行っているもの

   アセスメントとは、カウンセリングーとくに共感的に聴くということーと対極的な位置にあると言ってもいいかもしれません。
 共感的に聴くなかで、(クライエントはこういう気持ちなのかな、こういうことを言いたいのかな)と考えること、これが最もシンプルな「見立て」 です。
わざわざ言葉にしなくても、当たり前のようにやっていることだと思います。

  ここで、カウンセリングは「ことば」を中心になされやすいため、カウンセラーが理解した情報にも偏りがでる可能性もあります。

  たとえば、この人は本当のことを話しているのかな?と疑ったとき、相手のことば以外の情報ー表情や、普段の行動などーも使うだろうと思います。

  あるいは、性格・病理的な傾向から、そのような嘘を言っている可能性も否定できません。


⑵カウンセリング以外の方法では、クライエントの多面的な理解のために用いるもの

 クライエントの発言内容に信用性が低い場合、②観察や③検査といった情報も重要性が高くなるわけです。


例えば以下の状況が考えられます。


客観的なデータの例

い)観察の例
「初回は予定時刻から20分遅れて来談。家族に連れられてやってきた。衣類にシワが多く、髪の毛はぼさぼさ。耳をすまさなければ聴こえない程度の声で、話す」

「予約当日のキャンセルは全セッション中3回あった」

とか

ろ)検査の例
知能検査
「全検査IQは100だが.言語性IQの方が動作性IQよりも有意に高いので、IQの判断に注意を要する。」

描画法(投影法の一つ)
「バウムテスト(木の絵をかいてもらうテスト)の実施を試みたところ、協力的な態度だったにもかかわらず、木の絵を描くことができなかった。」

など。

参考資料
試験にでる心理学