前回、主役:荒瀬和人とヒロイン:堺広人の夢小説から次は真島吾朗と堺広人の夢小説を頑張ってみよう。
時代背景は『OF THE END』の前のストーリーで、堺が探偵事務所を立ち上げて間もない頃となる。
昼間の天下一通り、いつもと変わらず人混みで賑わってる街。
少し離れた場所の雑居ビルの地下で黒いドクロスカジャンを着た男が地下の武器庫を整理していた。
堺『ふぅ…、少しは片付いたのぅ…。さて、午後の紅茶の時間なと満喫しようか。』
堺は、武器庫の扉と電子ロックを厳重に施錠した後ダンボールで扉を隠して2階へ上がる。
冷蔵庫からペットボトルのミルクティーを取り出し。
まだ、少し散らかった事務所内を眺めて溜め息をつきながら奥の事務机の椅子に座りもたれる。
堺『開業するまで、まだ少し時間が掛かりそうやで。せやけど、早ぅWスタッフの悪事と、雇い主やった冨沢愛殺人事件の真相も調べつけたいしのぅ。』
堺は、少しダルそうに独り言を喋りミルクティーを飲む。
その時、1階から2階へ『コツっコツっ』と靴の音が響く。
堺は事務机の引き出しから、いつでも拳銃を取り出せるように構える。
事務所の扉で靴の音は止み、ゆっくり扉をノックする。
堺『どちらさんですか?まだ開業してませんよ。』
?『入らせてもらうで。』
扉の向こうに居る低い声の男が強引に扉を『ガチャ』と開ける。
堺の事務所に入って来た男は、ツーブロックに刈り上げた髪型、蛇柄のジャケット、牛革パンツ、左目に眼帯をした長身の痩せた男だった。
動揺をしない堺を見て、長身の男は椅子にもたれた堺に声を掛ける。
?『関西出身の凄腕探偵って自分か?』
堺『……。』
ただならぬ空気に包まれて、堺も長身の男に対して言葉を選ぶのに少し戸惑いが生じた。
?『開業前で忙しいやろうが、ちょっと自分に頼みたい仕事があんねん。』
堺は、長身の男を見て冷静に頭の中の情報を働かせた。
『嶋野の狂犬』『隻眼の魔王』『地下闘技場の帝王』
この三つの通称と周りからの情報を瞬時に思い出した堺は長身の男に返答する。
堺『真島さん…ですか…?』
長身の男は軽く微笑み堺に返答する。
真『ご名答や、流石やのぅ堺ちゃん。』
堺『神室町で先ず貴方を知らへん人間は、そもそも居りませんわ。しかも、この事務所の中も殺気が満ち溢れて空気が重たいですよって。』
真島は、笑いながら堺と会話する。
真『そないに、空気が重たかったか?そりゃ、すまんこっちゃやで堺ちゃん。せやけど、此方も遊びやない。ほな、俺も堺ちゃんの知っとる範囲内で話してみよか?』
堺『テキトーに分かる範囲内でどうぞ。』
真『堺ちゃんのオトンは近江連合、オカンは看護師。大阪出身や。今と違うて昔は大阪で一番素行の悪い不良みたいやのぅ。警官の恩赦に応じて海上自衛隊の自衛隊生徒として入隊。アマチュアボクシングで陸上自衛隊のボクシング選手を殺害。持っとる免許はヘリコプター、小型飛行機、車、バイク。除隊後、アメリカの民間軍事派遣で働く。南米、南アフリカ、中東の治安の悪い三つの地域で合計1000人以上は殺しとる。ある事件によって傭兵は辞め冨沢愛の身辺警護を任されるも、雇い主が誰かに殺害され神室町から一旦姿を消す。その後、また神室町に戻って探偵業務を開くまでの話。合うとるやろ?』
堺『誰が、そないなデタラメを…。』
堺は、少し呆れた表情で真島に返事する。
真『サイの花屋や。』
堺『サイの花屋?』
真『せや、神室町どころか?東京で一番ゴツい情報屋ちゃうか?』
堺『せやけど、俺の事をどないして知ったんですか?』
真『サイの花屋は、神室町に居る一人一人の情報を知っとるねん。このドクロの一張羅も、元恋人からのプレゼントなんやろ?えぇ、どないやねん?』
堺『(ギクッ…)』
堺は、少し動揺してしまう。
真『堺ちゃん、俺の前では嘘は通用せんでぇ。』
真島は、黙り込む堺を追い詰める。
真『せやから、サイの花屋から貰った堺ちゃんの情報は嘘やないっちゅうこっちゃのぅ。』
真島は、堺に笑顔で話す。
堺『チッ…』
堺は、素行がバレて舌打ちする。
堺は、少し不貞腐れて真島に話す。
堺『んで、真島さんは一体何を頼みたいんですか?』
世間話をして、依頼を忘れた真島は掌に拳を乗せて返事する。
真『せや、忘れとったわ。実はなぁ堺ちゃんに「人探し」と「素行調査」の仕事を頼みたいねん。』
堺『へぇ、せやけど先ほど話した「サイの花屋」に尋ねた方が手っ取り早いんとちゃいますか?』
真『それが、サイの花屋でも知らん情報らしいねん。せやから、サイの花屋が堺ちゃんと相談してみたらどないや?と言われて此方に来たねん。』
堺『ん~、急に頼まれても困りますわ真島さん。』
真『そこを、何とか頼めんやろか?堺ちゃん。勿論、礼は大盛りに弾ませたる。成功したら「南」っちゅう若いヤツに礼を持って行かすで。』
堺『そうやのぅて、いくら大金積まれても依頼内容によっちゃ引き受けへんと言うてるんですって。』
真『ほうか…。』
落ち込んだ真島を見て堺は話す。
堺『真島さん、一度内容を話して下さい。引き受けるかどうか?はそん時に判断しますよって。』
暫くして、真島は重たそうに口を開いた。
真『実はなぁ堺ちゃん、コイツを探してほしいねん。』
真島は、ジャケットの内ポケットから一枚の古ぼけた写真を出した。
その写真には、左に若かった頃の長髪の真島と、右は強面な丸坊主の男、真ん中にショートカットの若い女の子が写っていた。
堺は、その写真をじっと眺め真島に質問する。
堺『一体、こん中の誰を探してほしいんですか?』
真『真ん中の娘や…。』
堺『この人と、どんな関係やったんですか?』
真『昔、俺が恋しとった女や。』
堺『それだけですか?』
真『俺は、目が見えんだアイツと何べんも危ない橋に渡っとった。せやけど、これ以上アイツを危険な目に合わせとぅなくて、突き放す真似してもうたんや。それから、暫くして俺は偶然ウチの若い衆に絡まれとったアイツと会ったんや。せやけど、アイツなぁ目が見えとったんや。アイツは普通の女。せやけど俺は極道に復帰した男。どないしても釣り合いが取れん。アイツの主治医やった先生の誠意と男気を見て俺は退く事を決めたんや。』
堺『……。』
真『別に、俺はアイツと復活愛を望んどるんとちゃう。ただ、元気に幸せに生きとるか?知りたいだけやっ!!』
真島が拳骨を作り悲しそうな顔で答えた。
堺は真島の表情に嘘がない事を見抜き返答する。
堺『真島さん、貴方の気持ちは分かりました。引き受けましょうっ!!見付かるかどうか?約束は出来ませんけど、最善を尽くしてみます。』
堺は、真島に微笑む。
真『堺ちゃん、ホンマなんかっ?!ホンマにやってくれんのか?!』
堺『貴方の目がホンマに悲しそうやったから。貴方は嘘が嫌いなんも分からなくはないです。』
真島の顔が悲しみから喜びに満ち溢れる。
堺『この娘、名前は何と言いますやろ?』
真『マキムラ、マキムラマコトや。』
堺『分かりました、やってみましょう。』
真『おおきにやで、堺ちゃんっ!!ホンマ、頼んだでっ!!』
それが切っ掛けで、真島吾朗と堺広人は強い絆で結ばれるようになった。
時代背景は『OF THE END』の前のストーリーで、堺が探偵事務所を立ち上げて間もない頃となる。
昼間の天下一通り、いつもと変わらず人混みで賑わってる街。
少し離れた場所の雑居ビルの地下で黒いドクロスカジャンを着た男が地下の武器庫を整理していた。
堺『ふぅ…、少しは片付いたのぅ…。さて、午後の紅茶の時間なと満喫しようか。』
堺は、武器庫の扉と電子ロックを厳重に施錠した後ダンボールで扉を隠して2階へ上がる。
冷蔵庫からペットボトルのミルクティーを取り出し。
まだ、少し散らかった事務所内を眺めて溜め息をつきながら奥の事務机の椅子に座りもたれる。
堺『開業するまで、まだ少し時間が掛かりそうやで。せやけど、早ぅWスタッフの悪事と、雇い主やった冨沢愛殺人事件の真相も調べつけたいしのぅ。』
堺は、少しダルそうに独り言を喋りミルクティーを飲む。
その時、1階から2階へ『コツっコツっ』と靴の音が響く。
堺は事務机の引き出しから、いつでも拳銃を取り出せるように構える。
事務所の扉で靴の音は止み、ゆっくり扉をノックする。
堺『どちらさんですか?まだ開業してませんよ。』
?『入らせてもらうで。』
扉の向こうに居る低い声の男が強引に扉を『ガチャ』と開ける。
堺の事務所に入って来た男は、ツーブロックに刈り上げた髪型、蛇柄のジャケット、牛革パンツ、左目に眼帯をした長身の痩せた男だった。
動揺をしない堺を見て、長身の男は椅子にもたれた堺に声を掛ける。
?『関西出身の凄腕探偵って自分か?』
堺『……。』
ただならぬ空気に包まれて、堺も長身の男に対して言葉を選ぶのに少し戸惑いが生じた。
?『開業前で忙しいやろうが、ちょっと自分に頼みたい仕事があんねん。』
堺は、長身の男を見て冷静に頭の中の情報を働かせた。
『嶋野の狂犬』『隻眼の魔王』『地下闘技場の帝王』
この三つの通称と周りからの情報を瞬時に思い出した堺は長身の男に返答する。
堺『真島さん…ですか…?』
長身の男は軽く微笑み堺に返答する。
真『ご名答や、流石やのぅ堺ちゃん。』
堺『神室町で先ず貴方を知らへん人間は、そもそも居りませんわ。しかも、この事務所の中も殺気が満ち溢れて空気が重たいですよって。』
真島は、笑いながら堺と会話する。
真『そないに、空気が重たかったか?そりゃ、すまんこっちゃやで堺ちゃん。せやけど、此方も遊びやない。ほな、俺も堺ちゃんの知っとる範囲内で話してみよか?』
堺『テキトーに分かる範囲内でどうぞ。』
真『堺ちゃんのオトンは近江連合、オカンは看護師。大阪出身や。今と違うて昔は大阪で一番素行の悪い不良みたいやのぅ。警官の恩赦に応じて海上自衛隊の自衛隊生徒として入隊。アマチュアボクシングで陸上自衛隊のボクシング選手を殺害。持っとる免許はヘリコプター、小型飛行機、車、バイク。除隊後、アメリカの民間軍事派遣で働く。南米、南アフリカ、中東の治安の悪い三つの地域で合計1000人以上は殺しとる。ある事件によって傭兵は辞め冨沢愛の身辺警護を任されるも、雇い主が誰かに殺害され神室町から一旦姿を消す。その後、また神室町に戻って探偵業務を開くまでの話。合うとるやろ?』
堺『誰が、そないなデタラメを…。』
堺は、少し呆れた表情で真島に返事する。
真『サイの花屋や。』
堺『サイの花屋?』
真『せや、神室町どころか?東京で一番ゴツい情報屋ちゃうか?』
堺『せやけど、俺の事をどないして知ったんですか?』
真『サイの花屋は、神室町に居る一人一人の情報を知っとるねん。このドクロの一張羅も、元恋人からのプレゼントなんやろ?えぇ、どないやねん?』
堺『(ギクッ…)』
堺は、少し動揺してしまう。
真『堺ちゃん、俺の前では嘘は通用せんでぇ。』
真島は、黙り込む堺を追い詰める。
真『せやから、サイの花屋から貰った堺ちゃんの情報は嘘やないっちゅうこっちゃのぅ。』
真島は、堺に笑顔で話す。
堺『チッ…』
堺は、素行がバレて舌打ちする。
堺は、少し不貞腐れて真島に話す。
堺『んで、真島さんは一体何を頼みたいんですか?』
世間話をして、依頼を忘れた真島は掌に拳を乗せて返事する。
真『せや、忘れとったわ。実はなぁ堺ちゃんに「人探し」と「素行調査」の仕事を頼みたいねん。』
堺『へぇ、せやけど先ほど話した「サイの花屋」に尋ねた方が手っ取り早いんとちゃいますか?』
真『それが、サイの花屋でも知らん情報らしいねん。せやから、サイの花屋が堺ちゃんと相談してみたらどないや?と言われて此方に来たねん。』
堺『ん~、急に頼まれても困りますわ真島さん。』
真『そこを、何とか頼めんやろか?堺ちゃん。勿論、礼は大盛りに弾ませたる。成功したら「南」っちゅう若いヤツに礼を持って行かすで。』
堺『そうやのぅて、いくら大金積まれても依頼内容によっちゃ引き受けへんと言うてるんですって。』
真『ほうか…。』
落ち込んだ真島を見て堺は話す。
堺『真島さん、一度内容を話して下さい。引き受けるかどうか?はそん時に判断しますよって。』
暫くして、真島は重たそうに口を開いた。
真『実はなぁ堺ちゃん、コイツを探してほしいねん。』
真島は、ジャケットの内ポケットから一枚の古ぼけた写真を出した。
その写真には、左に若かった頃の長髪の真島と、右は強面な丸坊主の男、真ん中にショートカットの若い女の子が写っていた。
堺は、その写真をじっと眺め真島に質問する。
堺『一体、こん中の誰を探してほしいんですか?』
真『真ん中の娘や…。』
堺『この人と、どんな関係やったんですか?』
真『昔、俺が恋しとった女や。』
堺『それだけですか?』
真『俺は、目が見えんだアイツと何べんも危ない橋に渡っとった。せやけど、これ以上アイツを危険な目に合わせとぅなくて、突き放す真似してもうたんや。それから、暫くして俺は偶然ウチの若い衆に絡まれとったアイツと会ったんや。せやけど、アイツなぁ目が見えとったんや。アイツは普通の女。せやけど俺は極道に復帰した男。どないしても釣り合いが取れん。アイツの主治医やった先生の誠意と男気を見て俺は退く事を決めたんや。』
堺『……。』
真『別に、俺はアイツと復活愛を望んどるんとちゃう。ただ、元気に幸せに生きとるか?知りたいだけやっ!!』
真島が拳骨を作り悲しそうな顔で答えた。
堺は真島の表情に嘘がない事を見抜き返答する。
堺『真島さん、貴方の気持ちは分かりました。引き受けましょうっ!!見付かるかどうか?約束は出来ませんけど、最善を尽くしてみます。』
堺は、真島に微笑む。
真『堺ちゃん、ホンマなんかっ?!ホンマにやってくれんのか?!』
堺『貴方の目がホンマに悲しそうやったから。貴方は嘘が嫌いなんも分からなくはないです。』
真島の顔が悲しみから喜びに満ち溢れる。
堺『この娘、名前は何と言いますやろ?』
真『マキムラ、マキムラマコトや。』
堺『分かりました、やってみましょう。』
真『おおきにやで、堺ちゃんっ!!ホンマ、頼んだでっ!!』
それが切っ掛けで、真島吾朗と堺広人は強い絆で結ばれるようになった。