先日、精神科医の知人とお話していた時のこと。
話のお題は、私の忘れ物やうっかりミスのひどさについて。最近1番ヒヤリとした忘れ物といえば、コンサートに出演するのに衣装の黒ズボンを忘れたことだ。
事なきを得たけど、自分のうっかりには正直参ったね..なんて話していると、「私達のような考え方をする人間の間では、忘れ物は結局自分の脳が選んで忘れている、と考えますよ。」なんて知人が言い始める。
忘れ物によって起きるメリットが何かあったのでは?なんて聞かれるけど、
「衣装を忘れて起きるメリット...?」
そんなもんはあるはずもなく..。黒ズボンを買うのに20€の臨時出費。かなり肝を冷やしたし、焦っていたせいでメトロの中でブログも読
めなかった。
特に答えは出ず、その日のおしゃべりは終了。その後一週間、歩きながら、シャワーを浴びながら、頭の片隅で考え続けた忘れ物のメリット。突如ピンとひらめく。
「やってみたかったんか...!」
楽器に楽譜に吹くのに必要な道具に...。古今東西、いろんな人のいろんな忘れ物話を聞いてきた。
忘れ物とはちょっと違うけど、衣装に関する事件といえば、お世話になっていた歌の先生がスペインか南仏かどっかでコンサートがあった時、車のトランクに積んでいたドレスを盗まれ、本番直前にドレスを買いに走り回った!という話はよく覚えている。
人に面白おかしく話すくらいだし、たいていの忘れ物話はなんとかなっている。私の黒ズボンの場合、オーケストラの本番だったので出演者が多い。誰か2本持ってきているかもしれないし、辺鄙な場所でのコンサートとはいえ、集合時間から開演まで半日ほどあったので、どうにか調達できると踏んでいたのだろう。
忘れ物のデメリットと、忘れちゃったらどうなるのか、自分はどう対処するのかの好奇心を天秤にかけ、好奇心が勝ったんだろう。我ながら、
「なんて奴だ...!」
友人の妹さんが、海外への修学旅行当日にパスポートを忘れて行って大変だった!という話を聞いて笑っていたけど、そのうち自分もやりそうだ。
「人生には刺激が大事!(?)」
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