便石山の象の背をYou-Tubeで見て行こうと思ってから、延び延びになっていた馬越峠に天気の良いGWに歩いてきた。 熊野古道は中辺路を歩いたが、伊勢路は初めて。峠にいたる古道の石畳が秀逸だとの評判。
AM8:16 道の駅「海山(みやま)」に車を停めてさあ出発!
素晴らしく整った石畳がずっと続く
♡石を探したけど見つけられず
夜泣き地蔵
1時間で馬越峠(332m)に到着
道標によると像の背のある便石山まで120分。 まじか! 下調べでは、70分くらいで行けるはずだけど・・・ 地図を見ると一旦100m程下ってそこから400Mの登り返し、もっと簡単に行けると思っていたが、4か月ぶりの登山にはなかなかハード(汗)
急なアップダウンの繰り返し
結構遠く見える
AM10:36 到着(76分)
絶景広がる 象の背
名前の通り、まるで象の背。 背の上で飛び上がって写真を撮っている登山者もいたが、見ているだけでも怖い。
再び、馬越峠に戻る。急登の階段を上り下りに左ひざに異変、騙し騙し、反対側の天狗倉山に向かう。
階段を上ったところが山頂
522m
尾鷲湾の眺めはこっちの方が近い
バスの時間があるので、オチョボ岩はパス。
交通の便が不便なので、ほとんどの登山者は馬越峠までのピストンであったが、熊野古道を歩くことも目的の小生は、尾鷲方面に下って行く。
こっちの石畳はやや不揃い
桜地蔵
馬越公園でゴール 踏破
北川橋を渡って右に曲がれば尾鷲駅
天下の奇祭「ヤーヤー祭り」が行われる尾鷲神社
登山の無事をお礼参り
天然記念物の大クス(樹齢1000年)
PM3:43 1本しかない三重交通バスで鷲毛に戻る
熊野古道の中辺路などは平安期に公家の熊野本宮詣で栄えたらしいが、伊勢路は江戸時代、主に庶民のお伊勢参りで歩かれたらしく、石畳の整備は紀州藩によってなされたと説明書きがあった。 たいそう整った石畳だが、苔むして滑るところもあり、濡れている時は危なそう。
尾鷲の古道ハイキングマップをもらってきたので、また他のコースも歩いてみよう。