ここ近年は、桜見物を兼ねてお城巡りをしており、今年は桜百選に選ばれる百名城として津山城を選ぶ。 温暖化を想定して3/27に夜桜見物にも便利な「ザ.シロヤマテラス別館」を予約したが、異常気象で、桜の開花が平年より1週間も遅れ、期待の桜の花見は出来なかったのだが・・・
築城主は、本能寺で討死した森蘭丸の弟、森忠政(1616年)
姫路城、松山城と並ぶ日本三大平山城 その巨大な城跡に度肝を抜かれる!
明治維新の廃城令による打ち壊しで、建物はすべて廃却されたが、地上から45mに及ぶ立派な石垣、往時77棟を誇る日本一の櫓数を有する城郭は、剛健巨大そのもの。 18万6500石の津山藩にしては贅沢すぎる規模。
三の丸から二の丸に至る高石垣に囲まれた表中門跡。階段幅が広い
複雑に入り組む石段
表中門も裏口も幅が広い石段。 一気に攻められそうだが、敵の侵入に対しては、幾重もの鉄壁な門が防御の役目を果たしていたのであろう。
桜祭りの準備も、開花はまだ先・・・
備中櫓下の城壁は、「燃えよ剣」で五稜郭のシーンのロケ地
2005年に築城400周年を記念して復元された備中櫓
「櫓」というものの、内部は畳敷き御殿で、大名の奥が生活する場所というめずらしい建物である。
天守に向かう
天守に至る石垣に、ハートの奇石
天守台に登ると、下から見るより高さが感じられ、また360度 城下を見渡せる。往時の天守は、無破風層塔型で、五重五階で四重目だけが「板葺屋根」という特異な形式だったらしい。
小姓櫓跡(手前)と大戸櫓跡(奥)
粟積櫓跡(奥)と月見櫓跡(手前)
裏中門跡
かろうじて咲いているのを見つけた
ライトアップされた城(ホテルから)
ホテル側から見ると、3段のひな壇のように見え、それぞれに桜の並木(城内1,000本)満開時にはさぞ素晴らしいだろうなーと思い。 満開の桜で石垣が隠されなかったので、これも良し!とやせ我慢。 また来ればいいさ!
城東、城西に風情のある町屋が残る
城東町並保存地区 全長1.2km 中山道の宿場町とは違って観光地化されておらず、平日とあってか、ひっそり。
旧苅田家住宅(造り酒屋)
河野美術館(旧河野医院)