(大阪の田舎の風景)
Romiです。
書き上げたと思ったら
一瞬で消してしまう作業をしてしまいショック
でも、書かなければ!!という
よくわからない使命感で書き直します。笑
お義母さんの半生を
復讐という観点から書いています。
もう、後半佳境に入って来ました。
もう少しお付き合いくださいね
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前回までの話
だんなさんにとっては父親は、
父親としてずっと接してくれ
いつも一緒にいるわけではなかったけれど
とても頼りにはしていました。
そして、増えていく家族に(異母妹 三人と異母 弟と妹がこのあと誕生)
複雑な気持ちになりながらも
大家族という中で
育っていったのでした。
しかし、
この中で、実の父に物心ついてからも
会ったことがない人がいました。
2番目の奥さんの2人目の息子。
それは、だんなさんの弟。
幼い時に父と離れ、
お義母さんは、一時も彼を手放さずにいました。
弟は、実の父の顔も思い出せず
父親の写真さえも見たことのなかった弟は、
母から聞く極悪非道な父親
「お父さんは、お母さんを苦しめ、
僕たち家族を捨て、僕のことも見捨てた奴だ。」
「どうしようもないヤツだ...」と。
しかし、
実は、お父さんは、息子の幼少の時から
彼(下の子・だんなさんの弟)と
会いたい気持ちが片時も離れることがなく
お義母さんに
「息子に合わせてくれないか?」
と何度も尋ねていたのです。
息子達が成人してからは、
上の息子(だんなさん)を通して
成長した息子(弟)に会うために
いろいろなアプローチをしていたのでした。
でも、父を憎む気持ちの方が
会いたいという気持ちよりも大きくなっていた弟は、
「一生、絶対に会わない!」
と宣言していたんです。
その横で・・・
微笑んでいた女性がいたんです。
そう...そうです。
お義母さん。
彼女にとって、
あの元旦那、あの男にする
唯一の、最大の復讐はこの手だったのです...
会いたい息子に会わせず
会いたいと思っても
息子はその父を憎み、拒否をされる
お義母さんは、その復讐をまんまと成功させていたのです。
しかし
人生とはホント不思議なものです。
人の思いを遥かに超えた何かが
動き出したとしか思えません。
この後、大きく゛事゛が動き出すのでした。
(続く)
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