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令和3年度 賃貸不動産経営管理士 本試験講評はコチラ↓
皆さん、こんにちは。平柳です。
本日もマンション管理士・管理業務主任者本試験に向けて頑張っている皆さんに、「直前応援ブログ第3弾」です。
本日の記事も、勉強につかれた時の気分転換にどうぞ。
さて、第3弾は「本試験の疑似体験&知らない問題は必ず出る」という内容です。
受験生の皆さんは、マンション管理士本試験・管理業務主任者本試験に向けて、初受験の方は初受験なりに、受験経験のある方は悔しさをバネにして、それぞれの置かれた環境の中で一生懸命勉強してきたことと思います。
しかし、真剣に受験勉強に取り組んだ方ほど陥りがちな「穴」が大きな口を開けて皆さんを待っています。
それは、「知らない問題が出た場合の気持ちの動揺」です。
まずは、少しだけ早く、皆さんをマンション管理士・管理業務主任者本試験の会場にお連れしましょう。
想像してみて下さい…。
ついにやってきた日曜日の本試験当日。
振り返ると、今年も昨年に引き続くコロナ禍で、仕事や生活の上で様々な制約がありました。
旅行や会食などで気分転換したくても、なかなかすることができない日々が続きました。
夏にはオリンピックで画面の向こうで頑張っている選手たちに勇気をもらいながら、とにかく合格したい!という一心でここまでなんとか頑張ってきました。
緊張してちょっと寝不足気味ですが、横になって目もつぶったし、「大丈夫!」と自分に言い聞かせます。
持ち物についても準備万端。
受験票、筆記用具、時計、少し余分にお金…そして、お守りも持ちました。
もちろん、勉強道具も厳選したものを持参です。
試験会場への交通経路も複数調べてあります。
万一交通機関が乱れるようなことがあっても遅刻しないよう、本試験会場には少し早めに到着するように家を出ましたが、結果的に交通機関が乱れることもなく、無事に会場の最寄り駅に到着しました。
会場に着くと、人がいっぱいです。座れるところにはあちこちに人がいて、テキストやら問題やらを確認しています。
どこにこんなに受験生がいたんだろう??と少し驚きますが、ひとまず建物の入り口の掲示で自分の教室を確認し、教室へ向かいます。
自分の席を確認して机に座り、筆記用具、時計、受験票等を机上に置きました。
周りを見回すと、みんな懸命に最後の確認をしています。
周りの人たちのことが気になりますが、「勝負は本試験とだけ。周囲の人を気にする必要はない」と思い直して、持ってきた過去問集で最後の確認です。
とはいえ、そわそわしてなんだかあまり内容が頭に入ってきませんし、入室時間が近くなるとトイレもすごく混むだろうなと思ったので、トイレを早めにすませることにしました。
戻って再度過去問の確認していると、「これから試験前の説明を始めます。筆記用具、時計、受験票以外のものはすべてしまって下さい。」と試験官が説明を始めました。
どうやらスマホ・携帯は、電源を切って事前に配布されている袋に入れてしまわなければならないようです。
「試験中に、袋に入れていない通信機器が発見された場合は、不正行為とみなします。」と説明がありました。
みなします…
みなす…?
ああ、みなし規約敷地でやったな…
マン管・管業受験生の「鏡」です。
そうこうしているうちにマークシートが配られ、その後に本試験問題が配布されました。
ドキドキしながら表紙を見ると、「令和3年度」と印字されています。
「試験開始の合図があるまでは絶対に開けないでください」と説明する試験官の声が教室に響きます。
いよいよあとは本試験開始の合図を待つだけ。
シーン…
ある種不気味な独特の静寂が訪れます。
時計を見ると、試験開始まではまだ数分あるようです。
「模試のときはこんな気持ちにならなかったのに、なんか調子狂うなぁ…」
と思いながら、ひとまず目をつむって深呼吸をしてみます。
「ここまでやってきたこと」を思い出しながら、「絶対合格するんだ!」と気合いを改めて入れます。
「それでは、始めて下さい!」
試験官の声を合図に、受験生が一斉に問題用紙をめくり始めます。
さあ、いよいよだ!頑張るぞ!と、気合を入れて最初の問題を見てみると…
(え?…何これ、こんな問題見たことない!)
あんなに一生懸命頑張って勉強したのに、最初に解こうとした問題が分からない。
どんな知識を使って解けばいいのか見当もつかない。
焦ります。
一体なにを考えればいいの!?
必死に考えますが、焦れば焦るほど文字も内容が頭に入ってきません。
頭が真っ白になり、ふと時計を見ると、もう5分も過ぎてしまっています。
過去問や模試をやっていたときとは何かが違う。
…………。
……。
…。
これが、本試験特有の「開始直後の恐怖の空白時間」です。
怖いですね、ホントに。想像するだけで恐ろしい。
ああ、ブログの記事でよかった!(笑)。
でも、実はこの状況、本試験の当日に最初の数問の段階で、多くの受験生の皆さんが実際に体験する可能性が高い話なのです。
「今年は合格するために一生懸命頑張って勉強した!」という自負の強い方ほど、そして、合格に対する想いが強い方ほど、わからない問題が出てきたときに動揺が大きくなります。
「あんなに一生懸命頑張ったのに、なんで分からないんだろう…。ひょっとしたら今年はダメかもしれない…」
…ちょっと待って下さい!
もし本試験でそう思う状況になったら、こう言いたいと思います。
「あれだけ頑張ったんだから、あなたにわからなければ、他の人も同じ。さあ、落ち着いて仕切り直し。次の選択肢、次の問題で勝負ですよ!」
これまで繰り返しいってきたとおり、勝負は「難しい問題を解けるかどうか」ではなく、「難しい問題の前後にある、過去問レベルの基本知識で答えを出せる基本的な問題を解けるかどうか」で決まります。
どんなに勉強しても、本試験では見たことも聞いたこともないような問題・選択肢が必ず出てくるものなのです。
だから、難しい問題に突き当たったからといって、そこで動揺する必要は全くありません。
そうした問題・肢で勝負するのではなく、「自分が勉強した基本知識だけで勝負できる問題・肢で勝負する」という姿勢が大切だということを忘れないでください。
逆に、初学者の方や、十分勉強時間を確保できなかった方がいたら、素直にその状態を認めた上で「知っている知識だけで素直に勝負」すると、得点がかなり上がったりします(ホントです)。
「知らないことは知らないで仕方ない」という前提で問題を見ることができるので、必然的に「基本的な知識だけ」で勝負することになり、難しい問題・肢に惑わされないで済むからです。
勝負は総合得点。
どんな難しい問題が出ても、最後まで絶対に諦めずに頑張りましょう!
というわけで、本日の記事はここまでです。またブログを見に来てくださいね!
2021年11月24日
平柳 将人
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