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皆さん、こんにちは。平柳です。

本日もマンション管理士・管理業務主任者本試験に向けて頑張っている皆さんに、「直前応援ブログ第3弾」です。


第1弾の記事は→コチラ

第2弾の記事は→コチラ

 

本日は、「本試験の疑似体験&知らない問題は必ず出る」という内容です。

 

マンション管理士本試験・管理業務主任者本試験に向けて、初受験の方は初受験なりに、受験経験のある方は悔しさをバネにして、それぞれの置かれた環境の中で、本当に一生懸命勉強されてきたことと思います。

 

一生懸命頑張った方にこそ、是非合格の大きな喜びを味わってほしい…平柳もいつもそう思いながら講義や収録をしています。

 

そんな中、特に気をつけて頂きたい「大きな穴」があります。

 

それは、「知らない問題が出た場合の気持ちの動揺」です。

 

まずは、少しだけ早く、皆さんをマンション管理士・管理業務主任者本試験の会場にお連れしましょう。

 

想像してみて下さい…。

 

ついにやってきた日曜日の本試験当日。

 

振り返ると、この日まで色々なことがあったけれど、とにかく合格したい!という一心で頑張ってきました。

 

緊張してちょっと寝不足気味ですが、横になって目もつぶっていたし、「大丈夫!」と自分に言い聞かせます。

 

持ち物についても準備万端です。受験票、筆記用具、時計、少し余分にお金…そして、お守りも持ちました。

 

試験会場への交通経路も複数調べてあります。

 

万一のことを考えて、交通機関が乱れるようなことがあっても遅刻しないよう、本試験会場には大分早く到着するように家を出ると決めていたので、予定どおり早めに家を出ました。

 

結果的に交通機関が乱れることもなく、無事に会場の最寄り駅に到着しました。

 

早めにつきましたが、本試験会場の近くの喫茶店もリサーチ済みです。

 

落ち着いた雰囲気の喫茶店にはいると、周りにもチラホラ最後の勉強をしている人が見られます。

 

周りの人たちのことが気になりつつも、「勝負は本試験とだけ。周囲の人を気にする必要はない」と思い直して、持ってきた勉強道具で最後の確認です。

 

もっとも、なんだか字面だけ目で追っている感じで、あまり内容が頭に入ってこないような感じがします。

 

本試験の当日で緊張しているから仕方ないか…なんて思いながら時間を過ごします。

 

そうこうしているうちに、教室に向かう時間がやってきました。

 

喫茶店の会計を済ませ、会場に移動します。

 

会場に着くと、人がいっぱいです。座れるところにはあちこちに人がいて、テキストやら問題やらを確認しています。


どこにこんなに受験生がいたんだろう??

 

と少し驚きますが、ひとまず掲示で自分の教室を確認し、教室へ向かいます。

 

トイレの位置も確認です。

 

きっと入室時間が近くなるとトイレもものすごく混んで並ぶでしょうから、教室で席に荷物を置いたら、少し早めにすませておくことにします。

 

戻って机に座り、筆記用具、時計、受験票等を机上に置きました。

 

しばらく最後の勉強をしていると、「これから試験前の説明を始めます。筆記用具、時計、受験票以外のものはすべてしまって下さい。」と試験官が説明を始めました。

 

どうやらスマホ・携帯は、電源を切って事前に配布されている袋に入れ、椅子の下に置かなければならないようです。

 

途中で鳴ったりしたら不正行為とみなされることもあるそうなので、きちんと電源を切って袋に入れ、封をして所定の場所に置きました。

 

試験問題とマークシートが配られ、「試験開始の合図があるまでは絶対に開けないでください」と説明する試験官の声が教室に響きます。

 

いよいよあとは本試験開始の合図を待つだけ。

 

シーン…

 

ある種不気味な独特の静寂が訪れます。

 

時計を見ると、試験開始まではまだ数分あるようです。

 

「模試のときはこんな気持ちにならなかったのに、なんか調子狂うなぁ…」

 

と思いながら、ひとまず目をつむって深呼吸をしてみます。


「ここまでやってきたこと」を思い出しながら、「絶対合格するんだ!」と気合いを改めて入れます。

 

「それでは、始めて下さい!」

 

試験官の声を合図に、受験生が一斉に問題用紙をめくり始めます。

 

さあ、いよいよだ!と、最初の問題を見てみると…

 

(え?…何これ、こんな問題見たことない!)

 

あんなに一生懸命頑張って勉強したのに、最初に解こうとした問題が分からない。 

 

どんな知識を使って解けばいいのか見当もつかない。

 

焦ります。

 

一体なんなんだ!?必死に考えますが、焦れば焦るほど文字も内容が頭に入ってきません。

 

頭が真っ白になり、ふと時計を見ると、もう5分以上が過ぎています。

 

過去問や模試をやっていたときとは何かが違う。

 

…………。

 

……。

 

…。

 

これが、本試験特有の「開始直後の恐怖の空白時間」です。

 

かなりリアルに本試験当日を再現してみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

怖いですね、ホントに。想像するだけで恐ろしい。

 

ああ、ブログの記事でよかった!(笑)。

 

でも、これは多くの受験生にとって、最初の問題か、そうでなくても途中の問題で、本試験当日に現実になる可能性が高い話です。

 

「今年は合格するために一生懸命頑張って勉強した!」という自負の強い方ほど、そして、合格に対する想いが強い方ほど、わからない問題が出てきたときに動揺が大きくなります。

 

あんなに一生懸命頑張ったのに、なんで分からないんだろう…。ひょっとしたら今年はダメかもしれない…」

 

…ちょっと待って下さい!

 

もし本試験でそう思う状況になったら、こう言いたいと思います。

 

「あれだけ頑張ったんだから、あなたにわからなければ、他の人も同じ。さあ、落ち着いて仕切り直し。次の選択肢、次の問題で勝負ですよ!」

 

これまで繰り返しいってきたとおり、勝負は「難しい問題を解けるかどうか」ではなく、「難しい問題の前後にある、過去問レベルの知識で答えを出せる基本的な問題を解けるかどうか」です。

 

どんなに勉強しても、本試験では見たことも聞いたこともないような問題・選択肢が必ず出てきます。

 

だから、難しい問題に突き当たったからといって、そこで動揺する必要は全くありません。

 

そうした問題・肢で勝負するのではなく、「自分が勉強した基本知識だけで勝負できる問題・肢で勝負する」という姿勢が大切だということを忘れないでください。

 

逆に、初学者の方や、「実は仕事が忙しすぎて、正直満足いくような勉強はできなかったんだよな…」と思っている方がいたら、「素直にその状態を認めた上で」勝負すると、結構得点が上がったりします。

 

「知らないことは知らないで仕方ない」という前提で問題を見ることができるので、必然的に「基本的な知識だけ」で勝負することになり、難しい問題・肢に惑わされないで済むからです。

 

勝負は総合得点。

 

どんな難しい問題が出ても、最後まで絶対に諦めずに頑張りましょう!

 

というわけで、本日の記事はここまでです。またブログを見に来てくださいね!

 

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