ついに、マンション管理士本試験の日がやってきました。
最後の調整はいかがでしょうか。
もしかすると今ちょっと緊張している方もいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫。心配いりません。
緊張するのは真剣に向き合ってきた証拠です。むしろ、適度な緊張があったほうが集中力は高まります。
本試験の問題を解くときには、「素直にテンポよく解く」ことを忘れずに。
ヘンに裏を読もうとしたり、考えすぎて立ち止まったり、必要以上に慎重になったりしないようにして下さい。
必要以上に時間がかかってしまいそうな場合は、その肢・問題を飛ばして仕切り直しです。
まずはとにかく素直に、過去問レベルの基本知識を使ってテンポよく検討し、選択肢を絞っていきましょう。
2つに絞ったけれども迷ってしまう選択肢があったら、「勉強している受験生なら、どちらを選択するだろう?」という冷静な視点で見ることも大切です。
「ハートは熱く。頭はクールに。」です。
また、マンション管理士本試験の問題は、一見全く見たことも考えたこともないような選択肢を装って、実は過去問レベルで誰でも知っているはずの極めて基本的な内容を問う…という出題の仕方をよくします。
ですから、テーマとしては見たことがあるのに何を聞きたいのかよくわからないな…という問題に出会ったら、「そのテーマに関連して、どんな過去問・どんな基本知識があったかな?」とちょっと立ち止まって考えてみると、「解答の糸口」が見えてくることがあります。
そして、昨日の記事でも書いた通り、「本試験では予想外の何かが起きる!」という心構えを忘れずに。
アクシデントが起こること自体は何の問題もありません。大切なのは「アクシデントが起きた『後』の心の持ちよう」ですからね。「やっぱり起きたか」とちょっとでも冷静な目で捉えることができれば皆さんの勝ちです。
あれこれたくさん書いてきましたが、皆さん、今日まで本当に、本当によく頑張ってきましたね。
思い返せば、これまで本当に色々なことがあったと思います。
模試の点数が伸びなくて悩んだ方もいらっしゃるでしょう。
仕事や家事、育児、介護、人付き合いなどで思うように勉強時間がとれず、もどかしい思いをした方もいらっしゃるでしょう。
ご自分のしている勉強方法で合格することができるのか自信が持てず、不安な状態が続いた方もいらっしゃるでしょう。
やったはずのことが全然頭に残っていないことにショックを受けて、弱音を吐いて投げ出したくなった方もいらっしゃるでしょう。
考えてみれば、マンション管理士試験なんて、仮に合格できなくたってほとんどの皆さんの生活にそれほどの影響はないはずです。
嫌なら仕事や趣味に没頭して、勉強を投げ出すという選択もできました。
そもそも受験自体をやめてしまうという選択をすることだってできました。
ですが、皆さんは逃げ出さなかった。
自分自身のプライドと存在意義をかけて、決してあきらめず、投げ出さず、それぞれの環境で今日この日まで頑張ってきました。
それ自体、本当に素晴らしいことです。
皆さん、ここまできたら、あとは自分と自分のしてきた努力を信じて、全力を出し切ってくるだけです。
どんなに難しくて心が折れそうになっても、試験終了の合図があるまでは絶対にあきらめずに走りきって下さい。
さあ、持てる力を精一杯出して、「合格」の栄冠を手に入れに行きましょう!!
2013年11月24日(日)
平柳 将人
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