皆さん、こんにちは。平柳です。
今回の記事は、色々な方からご要望を頂きました「設備なるほど!写真」シリーズです。
本日の写真はコチラ↓

そう、皆さんおなじみの「誘導灯」です。
こっちが避難口ですよ~!と「誘導」するものですね。
マン管・管業受験生の皆さん、
誘導灯についての試験学的なポイントは何でしたか?
では、確認していきましょう。
まずは「設置基準」!
共同住宅では、地階、無窓階、「11階以上の部分」に設置するんでしたね。
次は「種類」!
これはちょっと細かいのですが、
誘導灯にはその目的により、「避難口誘導灯」「廊下通路誘導灯」「階段通路誘導灯」などがあります。
この誘導灯は、大きさによってA級、B級、C級と3種類に分けられます。
以前は「大型、中型、小型」という分類だったのですが、あるときの消防法の改正で、
「従来の大型の一部→A級」
「従来の大型の一部+中型→B級」
「従来の小型→C級」
と分類が変えられたんです(だから、A級が一番デカく、C級が一番小さいわけです)。
ちなみに共同住宅では、C級以上を設置することになっています。
そして大事なのは「点灯時間」!
誘導灯は、停電時に内臓のバッテリーで「20分間以上」点灯できなければいけません。
他にも設置場所や有効範囲等細かい話は色々あるのですが、
受験レベルでそこまで知っている必要は全くありません。
ところで、従来の誘導灯は横長のものが多かったですけれど、
今回の誘導灯の写真からもお分かりの通り、最近の誘導灯は、高輝度型といって、
従来型と比べてコンパクト化(大きさ約3分の1)、ランプの長期寿命化(約10倍)、消費電力の省エネ化(約60~85%)が進んでいます。
さて、誘導灯の説明は以上ですが、
実はもう一つ、試験学的な観点からセットで押さえる必要のあるものがあります。
それは、誘導灯と比較する必要のある「ある設備」です。
さあ、それは一体なんでしょう?
ここでわかった方はスバラシイ!
ちゃんと勉強されていらっしゃいますね。
では、その答えとポイントについては、また次の回に…
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