皆さん、こんにちは。平柳です。
この前の金曜日、7月下旬に受験した旧司法試験の論文式試験の合格発表がありました。
恥ずかしい結果でもきちんと書くつもりでしたので書きます。
不合格です。
論文試験の合格者は、全国で101人だけでした。
今年の旧司法試験は、
出願者数:18,611人
短答式合格者:1,599人
論文式合格者:101人
という結果で、
この後、口述試験というのもありますが、
現時点における対出願者合格率は「0.54%」です。
不合格だったショックがないといったらウソになりますが、
それ以上に、「厳しいな…」という気持ちの方が先に来ます。
並行して行われていた、
法科大学院(ロースクール)卒業生だけが受けられる新司法試験は、
出願者数:9,734人(受験者数7,392人)
短答式合格者:5,055人
論文式合格者:2,043人
という結果でした。
新司法試験は、合格率が30%を切ったことで新聞でも話題にはなりましたが、
旧司法試験の厳しさは比較にならないほどです。
一生懸命勉強したつもりでも
不合格という結果であれば
「試験」という点からは何の意味もありません。
講義のときにはもちろんこんな気持ちは出しませんが、
正直つらいです。
苦しいです。
投げ出したいです。
この道をあきらめて仕事だけに専念する道を選べば、
どれだけ精神的に楽な気持ちになれることか。
どれだけ読書やギターや旅行や…好きなことに時間とお金を割けることか。
どれだけ一緒にいたい人たちともっと一緒にいられることか。
今まで何度そう思ったことでしょう。
でも、
もしここでこの道を自らあきらめたら、
その後の僕は、僕ではなくなる。
ずっと心の奥に痛い思いを抱えながら過ごしていくことになる。
まだ何か改善すべきことがあって、
チャンスが少しでも残されているならば、
絶対に逃げたくない。
そう強く思いました。
でも、今までと同じ生活、同じスタイルで勉強していたら、
きっといつまでたっても変わらないな…
そう思ってもいたので、
今年は並行して、法科大学院の受験もしました。
そんな中、この記事(→こちら )でも書きましたが、
風邪をひいたあげく、
論文試験なのに解答欄を間違えたりしてしまった大学院の試験。
なんと合格しました。
ちなみに、
試験当日風邪もひかず、内容的にもそれなりにできたと思った「母校」。
こちらは不合格…。
体調が良いからといって合格できるわけではなく、
逆に体調が良くない状態で受けるときでも、あきらめない限り結果は出るんだということもわかりました。
ともあれ、
具体的に行動して、
具体的に結果が出たことで
自分の人生の選択の幅が少し広がった気がします。
これからまた国立の試験も受験はするので、それに向けて自分の勉強は続けます。
皆さん、受験は自分の決めた道です。
勉強中、不安なことはいっぱいあると思います。
でも、
不安を「なくそう」とおもってはいけません。
それでは不安は膨れ上がるだけです。
不安になっている自分を素直に認めたうえで、
目の前にある問題1問を解けるようになって下さい。
1問解けるようになれば、着実に1歩前進しているのですから。
ここまで頑張ってきたんです。
自分で自分を信じてあげなくて、誰が信じるのですか!
自分自身を、そして、自分がこれまでしてきた勉強を信じてください。
宅建試験を間近に控えた方も、
貸金の2回目の本試験を受験をする方も、
マンション管理士試験に挑戦する方も、
管理業務主任者試験に向けて頑張っている方も、
あと少しです。
決して逃げることなく、目の前の一つ一つを着実にこなし、最後まで一緒に走りぬけましょう!!
更新頑張れ~!と思って下さった方、
是非それぞれ一押しお願いします!
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