皆さん、こんにちは。平柳です。


昨日の面接の続きです(→まだ読んでない方はコチラ )。


面接官の先生から呼ばれ、


いよいよ平柳の順番です。


「失礼致します。」


教室に入りました。


教室はかなり広くて、ちょっとびっくり。


その広い教室に、面接官の先生が2人だけ座っていらっしゃいます。


お一方は細身で白髪のいかにもキレそうな男の先生(A先生)。


もうお一方は少しふっくらした柔和な感じの男の先生です(B先生)。


面接後に教授紹介等を確認してみましたら、


細身で白髪の男性の先生は…


東大出身の教授で、ハーバード大学の客員教授でいらっしゃいました。ガーン


さて、いよいよ面接開始です。


A先生「平柳…将人くんだね。」


平「はい、そうです。」


A先生「じゃあ、私からは、大学卒業してから今までの仕事とかについて伺います。」


この手の質問なら「まかせなさい!」です。


なんてったって長いキャリアと経験がありますからね。どんな質問でもOKです。


A先生「君は…仕事して8年くらいなのかな。大学卒業してからしばらく仕事してなかったのかな?



…は??(゚д゚;)



平「い、いえ…卒業してからしばらくは進学塾で講師として仕事をしておりました(履歴書に書いてあります~しょぼん)。今の仕事は8年くらいですが。」




A先生「…ん?なに?」




平「いえ、あの…卒業してすぐに進学塾で。」


A先生「ああ、そうなのね。」


…A先生、いきなり怖すぎです!


ここで平柳は気がつきました。


面接官の先生が座っていらっしゃるところと、僕の座っている席が結構離れてます。


これは大きな声を出さないと聞こえません。


でもね、


そういうことならドンと来い。いつもの平柳の出番です。


平柳は普段の生講義のときは、


マイクを使うのを好みません。


100人くらいの受講生が相手だったら


例年は地声で行きます(今年はちょっとマイク使わせてもらっているところもありますが)。


だって、


マイクからの声って眠くなりません?


せっかく生講義なんですもの。


教室に鳴り響く地声で受講生の皆さんの眠気も覚まさなくては!


そんなわけで、大きな声を出すのには慣れてます。


さあ、気合を入れて…




あれ…?




あれあれ…?




緊張のせいか大きな声が出ません。(T▽T;)


まるでガス欠の自動車です。しょぼん


仕方ありません。


エコドライブ運転車に切り替えです。


ええつまり、


「ゆっくりはっきり」を念頭にした話し方チェンジしたわけです。



平柳の早口な講義を受講したことがある方なら、



およそ講義では聞いたことのないくらいのゆっくりなスピードです。


その後、A先生の質問にもなんとか無難に答え、


B先生の質問に移りました。


B先生「あなたは旧司法試験を受験しているとのことですが、新司法試験の問題は見たことがありますか?」


平「はい、見たことはあります(解いたことはないですけど…)。」


B先生「両者の本試験問題の違いってなんだと思いますか?」


いきなり根本的な質問です。


平「はい、新司法試験は問題の長さがかなり長く、自分が正義に適うと信じた結論を導くのに必要な事実の取捨選択とその認定に非常に緻密な訓練がいると感じました。」


お、その場で考えた割には多少はマシな答えを出した気がします。


B先生「じゃあ、旧司法試験と新司法試験で要求されている法曹像は同じだと思いますか?」


うむむむ~、これはちょっと困りました。


「同じです」→ロースクールでも今までとやることは一緒。ロースクールを相対的に下げてしまう。


「違います」→ロースクールの意義を重視。でも、旧司法試験を受けている自分を否定することに。


そこで平柳は…


「法曹は、最終的には職務上関わる人々に明日を生きる力を与えることが職責です。ですから、目的が変わらない以上、大きな意味では同じだと思います。」


なんだか何言ってるのかよくわかりませんが…



完全に丸め込みに入ってます。

(*゚ー゚)ゞ



B先生「なるほどね、そうですか。」


おお!B先生が丸め込まれて下さいました!優しい先生です。ニコニコ




…と思ったら、


B先生「法科大学院に入ると、仕事とかをやるのは難しくなると思いますが、さりとて生活もしなければいけませんね。金銭的なリスクもありますが、経済的な見通しはどう考えていますか?」


…。



お金、ありませ…



おっとアブナイアブナイ。危うく本音が出るところでした。

(((゜д゜;)))


B先生、優しそうなお顔をしてなかなか厳しいこと爆弾を聞いてきます。


平「はい、これまでの仕事で多少の蓄えがありますのと(ホントはないですけど)、確かに金銭的なリスクはありますが、受講生の方をはじめとしてこれまで色々な相談を受ける中で、最後の法的側面についてまで力になりたいという気持ちの方が大きいです。」


経済的な見通しから論点をすり替えちゃいましたが…まあ仕方ありません。


そんなこんなでこの質問もなんとか切り抜けました。


他にも色々聞かれましたが、それなりに切り抜けられたと思います。


なんてったって、


日々受講生の皆さんから受けるとっさの質問で鍛えられてますからね~ニコニコ


今まで進学塾のときには、面接指導なども色々してきましたが、


終わってから受け答えや先生方の反応を振り返って、


「面接内容が理由で」落とされることはないかな…と思いました。


ええ、これで落ちたとしたらきっと…


これとか


これとか


これ


のせいです~!・°・(ノД`)・°・


あとは運を天に任せることにします。


面接が終わった後は、


さんざん苦労と心配をかけている母銀座で待ち合わせて


ちょっと美味しい食事ナイフとフォークをしてきました。


少しは罪滅ぼ…親孝行できたかな?


銀座にいきましたら、


たくさん人だかりができていました。


覗いてみると、とっても可愛らしいワンちゃんわんわんが!


思わずパチリ。疲れが癒されますね~。




平柳のマン管・主任者弾き語り



その後、自宅に戻った平柳は…


朝3時半まで、たまっていた仕事をやりましたとさ。

・°・(ノД`)・°・


ええ、もちろん朝はいつもどおり7時起きで出社ですよ。ショック!



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