今週のはじめに相続税の路線価が、国税庁から発表された。
この路線価の公表日は、少し前までは8月1日だった。4年前の2008年分から1ケ月早く公表されるようになった。
公表が短縮された理由として。
同年からは紙による路線価図等冊子を国税局や税務署に備え付けをしなくなり、紙による制作が必要でなくなったため、その作業時間分が浮いたためである。
なるほど、と思う理由である。
また。路線価の閲覧もパソコンで可能となっているので、税務署や国税局の窓口に足を運ばなくても見ることができるようになっている。
公表日の短縮やパソコンでの閲覧可能は、納税者の利便性を大きく向上させ、素晴らしいことだ。
ところで今年の路線価は、やや下げ止まり傾向にあるようだが。景気の悪さを報道するテレビ等のアナウンス効果か、ピンとこない人も多いのではないだろうか。
また、日本のこれからの景気にとって、土地は高い方が好いのか。安い方が好いのか。どっちなのだろうかと考える。