腕時計の「リュウズ」は、なぜ「竜頭」と書く? | ひらた家具店のブログ

どうもこんにちは!

 

あなたの暮らし応援アドバイザー。

北海道の標茶(しべちゃ)にある平田家具店、

 

店長の平田敬(たかし・弟)です!

 

 

 

先日、店長は腕時計のお話をいたしまして。

 

 

腕時計で時間を合わせるためには

マイナスドライバーの先にある

小さい部品をいじりますよね。

 

 

この「時間を合わせる部品」のこと

リュウズ」って呼ぶんですよ~

って書いたわけなのです。

 

 

 

↑その時の記事はこちら。2月10日のブログ記事。

 

 

この「リュウズ」っていう部品、

漢字では「竜頭」って書くんですね。

(ちなみにカタカナでは「リューズ」と書かれることも。これも正解です)

 

 

この「竜頭」って、

なんでこういう名前・漢字なの?

というのが今日のお話でして。

 

腕時計の部品って色々と名前があるんですけど、

この「竜頭」だけ、ちょっと異色な感じなんですね。

 

 

 

それで調べた結果、

由来はずいぶんと古いことが判明いたしまして。

 

 

 

腕時計というものが生まれる前、

懐中時計というポケットに入れる大きめの時計があったんですけど、

その懐中時計が生まれる、さらに前のお話

 

 

お寺にある「つりがね(釣鐘)」ってありますよね。

あの「除夜の鐘」とかを鳴らす大きい鐘でございます。

あれ、名前の通り「鐘が吊られている」わけでございます。

その「吊るための部分」のことを「つり手」と呼ぶんですね。

 

「釣鐘」は中国が由来なんですが、

中国のものは「つり手」の部分に

「蒲牢(ほろう)」という中国の伝説上の生き物

が装飾されていたそうで。

 

 

その「蒲牢」は「竜に似ている」ということで、

日本ではつり手の部分のことを「竜頭(りゅうず)」と呼ぶようになったんですって。

 

 

 

↑蒲牢の詳しい説明や、蒲牢が装飾されたつり手の写真はこちらでご確認いただければ。

 

 

んで。

 

その後、「懐中時計」というものが日本に入ってくるわけです。

 

 

懐中時計の写真。
ちなみにこれ、
店長が高校生の時に使っていたもの。
 
 
この懐中時計って
チェーン(紐)が時計部分につながってますよね。
 
 

このチェーンはつまり、
時計を「吊っている」わけです。
 
 
懐中時計とチェーンがつながっている部分って、
つまり「つり手」になっているので
この部分のことも「竜頭」と呼ぶようになったんだそう。

 

そして、このつり手の中には時間を合わせるための回す部分も含まれているので、

その部分のことも「竜頭」と呼ぶようになった、という感じみたい。

 

 

 

 

↑こちらのページを参考にさせていただきました。

もうちょっと詳しい説明が知りたい方はこちらをぜひ。

 

 

そんなわけで、由来としてはかなり古いみたいです。

 

今まで何気なく「リュウズ」と呼んでましたが、

こういう由来があったんですね~。

調べていて楽しかったです

(*´Д`)

 

 

ちなみに。

 

店長は昔、時計屋さんで働いた際に

「この部分はリュウズって呼ぶんだ」と学んだので

今まで疑問に思っていなかったのですが、

「これ、なんでリュウズって呼ぶの?」と言ったのは

社長(兄)でございます。

 

そんなわけで、ブログネタ提供にしてくれた

社長に感謝を(笑)

 

 

さてさて。

それでは今日はこの辺で。

 

店長でした~!

 

 

 

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