技を教える、鍛錬法を教える。

すると一定割合で「これは〇〇と同じ事ですよね?」

「空手の〇〇と似ていますね」

‥それでどうなるのでしょう?

私は空手も詳しくないし、違う門派の秘伝なんざしったこちゃ無い、もちろん、私自身の経験を踏まえて共通認識を確かめたいならよいですけど、知りもしないものに対して答えようもない。


何故聞くのか?それはただ既存の概念を持ち出して安心したいのです、しかしながら既知のものを今更しったところで進化しないのに聞いてくる。


安心したいのか、進化したいのか。

武術なんか未知への挑戦みたいなものばかり、自身に無い感覚を先人の教えから写し取るのに既知の自分の小さな概念に当てはまるのはもったいないし、こちらも時間の無駄。

 学ぶ時は白紙でのぞみ、質問は稽古して体感と理論を確かめる時、けっして既存のものに当てはめるゲームではない( ̄ー ̄)

おしまい