2/4日曜日15時から京橋で中心帰納の座学と大東流に応用する中心帰納講座をします。
1時間程度で、いけるとこまで。費用1000円
例
①志向性を持たないということ。つまり、360度に開いているということ。
②弛緩集中すること。
→だから無対立になれる。
そのために、下記の身体遣いを徹底するように心がける。
シモク:シモクとは撞木からきた言葉、概念のこと。足をTの字にして前の足を親指分外踏みする。足巾せまく腰の進みで、球が転がるように歩く。複雑な関節の動きの組み合わせで内部操作がしやすく、思わざるが出やすくなる。3軸の回りがバランスよく発動できる。つまり球転の動きを起こしやすい。
半身:シモクを踏んだ状態で自然にたった時の形が半身です。決して向身にはならない。シモクを踏んでも向身になるのであれば緊張している証拠である。一点に集中すると向身になりがちになる。体が向身でも気持ちが半身のイメージを持つようにする。自然と柔らかい半身になる。
写し目:観の目、遠山の目付、様々呼び方はありますが、全体を平面に見るようにする。人間の情報のインプットは目からの情報が圧倒的に多いがその情報の割合を少なくする方法である。
中心軸:身体の中心線と地球の中心と繋がった重力の重心線をあわせた線。それを感じるようにする。必然的に上虚下実となる。
丹田:中心軸上の臍下の位置。仙骨、股関節との関連性を吟味する。充実はさせても固くはしない。
球の理論(1)
1、なぜ球なのか?----- 究極の抽象度
2、球を3軸で考える。------ 球を思考する。
3、球をどうイメージするか?
→3軸‐球を3軸で考えるという思考
→流転‐球転無窮のこと。常に動いているということ。
止まっているように見えて動いている。動中静、静中動。
→円進‐踏み込まないこと。
稽古中の技だけでなく、普段の全ての行動に、この考え方を組み入れていく。
球の理論(2)
・2軸以上が交差すると球の動きが発現する。
・体の全関節が回ることを想定したとき、それは既に球の動きである。
・動きとしての球とイメージとしての球がある。
・縦軸、横軸の大きさが違えば球にはならない。
・球をイメージした後のストーリーをイメージする、、、円進、流転、、
・球のイメージの仕方、、、大きさ、質、状態、→中心点、、、、無。
・球の中心とは、、場所、大きさ
・球の動きのイメージ、、、止まっているようで動いている(動と静)
・球、円、螺旋、トーラス、フラワーオブライフ、ヴェシカパイシス、、間合い
・究極の抽象的な形のひとつ。(あまり考えられない、、、思考しずらい)
・球のイメージと現実(動き)の同一性と乖離。
・球のイメージの日常と非日常
・球のイメージの意識(思考)と無意識(無思考)
・球のイメージと感情
・回り打ち、断剣、天の打ち、拍子打ち、回る間合い、、
・イメージをしつくして、忘れる。境地にいたる
拍子という言葉
・拍子打ち(想いなき打ち、境地打ち、ハズミの打ち)
・合気拍子
・拍子--相手との衝突(抵抗)のたびに区切りをつけない、自分の拍子でやる。
・無拍子--区切りを作らず、天上天下唯我独尊、自己滅却、自己第一義、一筆書き。
自分の領分の中での行動をする。そうでなければ自らが崩れてしまう。
今がチャンスと思って攻撃しても、次の瞬間流動している。
浮き、游、開き、抜け、返し
浮き、游、開き、抜け、返しは“球理”を前提とした言葉である。
游(ゆう)
① 物事に対しての心の余裕のことを言う。
② 執れ(我欲、分別、判断、自己意識)で打たない。
③ 自分の領分内で行動する。(自分の領分(能力)を知る。)
④ 集中せずして集中し、先端が360度を意識する。
⑤ チャンスをチャンスと思わないようにする。
⑥ 触れるまでが游、触覚によって知が働けば游がなくなる。
⑦ 游があれば先とか後を考える必要はなくなる。
⑧ 游があるから、腰回りが生まれる。
浮(ふ)
森羅万象の中に、すべての抵抗の中に我(中心)があり、毅然として存在している
境地のこと。
周囲360度のあらゆる方向に対して、その対立に融和して逆らわない安定した
境地のことをいう。
開き
瞬間的に游なり浮が現れた状態。
抜け、返し
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