皆さんこんにちは!
少しづつ気温が高くなり、夏の訪れを感じる場面が多くなってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
学生では4月・5月は新しい環境での部活動で,活動量が多くなりそれに伴い怪我も多くなる時期です。
そこで今回からは『アスリートに発症する疲労骨折』について詳しくお伝えしていきます!
皆さんは『疲労骨折』をご存知でしょうか?
『疲労骨折』とは、1回の強大な外力によって発生する外傷性骨折と異なり、
健常な骨の1部分に何らかのストレスが継続的に加わり発症する傷害です。
ストレスには数種類あります。
①圧縮応力 ②引っ張り応力 ③曲げ応力 ④剪断応力 ⑤捻り応力 などが骨に加わり発症します。
日常生活下でのストレスでも発症しますが、多くはスポーツを盛んにおこなっているアスリートに見られます。
これらのストレスで実際に発症する『疲労骨折』の部位をまとめたものが下図になります。
腰椎分離症は以前、本ブログで紹介しました!
『疲労骨折』の発生部位ごとに好発年齢や症状、予後が大きく異なります。
上の図のような部分に痛みを感じている場合は早めの治療をおすすめします!
次回からの『疲労骨折シリーズ』ではこれらの『疲労骨折』を1つずつ解説してきます。お楽しみに!