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針と糸と布を触っていると時間を忘れます。へんだな?じゃあ、ここはこうしよう、と創造力が膨らんでくるのがわかります。これぞ私の本来の趣味なのでしょう。

長年着ている普段着のシャツ。確かイオンで1500円くらいで買ったもの。もう着なれてしまって捨ててもいい頃なのですが、タンスからどうしても手に取ってしまう。目が詰んでいて柔らかく暖かい。これはLサイズなので、丈や袖丈はちょうどいいのですが、身幅が太くて何かダブダブ。それがずっと気になっていました。


平置きにするとこんな感じ



脇の縫い目は折り伏せ縫いになっていてステッチが入っているから、結構面倒そうなので今まで目をつぶって着ていたのです。
でもこの季節だから着たい。よし、直すぞ、と。
両脇でそれぞれ2センチずつ詰めました。なだらかに元の縫い目に合流させて、折り伏せ縫いをし、表からステッチをかけ直す。こんな面倒な事をする人はいないでしょう。


解く時に小さな鋏で5ミリほど切ってしまい、接着補修布を貼ってジグザグミシンをかけました

脇の下なので見えませんからこれでOKです。



今までもズボンの丈の長さは自分でやりますし、既製品に裏地をつけて暖かくしたり、ワイシャツの袖の長さを直したりはよくやっていました。子供の頃、母のやっていたのを覗き込んで覚えたというところです。親は背中で子供を教るってこのことだな、と。


出来上がり!


直したシャツは、着てみるとちょうど良い感じ。
また大事に着ます。