札幌市の桜も満開を過ぎましたね。

4月の末に「チシマザクラ」を見に、札幌の豊平区中の島にある国立寒地土木研究所に行ってきました。家から2つ目の地下鉄駅を降り歩いて5分!4月30日まで1週間だけ一般公開されていました。



ここでは構内を流れる精進川(しょうじんがわ)の淵に沿ってチシマザクラがずらっと育てられています。チシマザクラは北海道、本州では中部より北の亜高山に咲く背の低いサクラです。日本で一番北に自生し、一番遅く咲くサクラです。

ソメイヨシノやエゾヤマザクラ、サトザクラなどは、上に上に伸びて15メートル以上にもなり、圧巻の花姿を見せるのですが、チシマザクラは3〜5メートルほどで上というよりも、横に枝を伸ばします。




花は2センチほどで小さめですが、咲き始めから咲き終わりまで花の色がピンクから白に変化するのです。
横に枝を伸ばす姿は、高山の、ハイマツを思い出しました。強風や雪の下でも身を屈めて生き延びるのですね。




ボランティアの人が、タネをとって育てた苗を分けてくれました。ベランダでも盆栽みたいに育てられるようです。


盆栽にでもなるかしら


さてさて、帰りは通りにあったおしゃれなベーグル屋さんで、サクラソフトクリームを食べました。なんと美味しいサクラ風味。



私の作詞した歌に「初恋よ」というのがあります。「チシマザクラ」をモチーフにして昨年の春に作りました。私が歌っております。作曲は学友の長津久和さんです。
お聴きいただければ幸いです。