ご訪問ありがとうございます。
今日は「発声と歌」の練習日。
1ヶ月に2回しかないので、この日を首を長くして待っていた。
私は、街に出かける用事があるときは、家の中をキチンと片付けて行きたい。
帰るまでに何があるかわからないのだから。
急いで洗濯物を片付けていたら、夫の紺色のフラノのシャツにヤケに白いゴミが。
「診察券」。ずっとなくて探していたそれが、もうくちゃくちゃのゴミと化して、胸のポケットが診察券のクズだらけ。
もう時間がないのに💦
放っておけなくて、ブラシで擦るが、なかなか厄介。この無印良品の紺色のフラノのシャツは、着やすいけれど、白いゴミをつけてくださいと言わんばかりの素材
なんとか片付けて、ギリギリの時間で家を出る。
走っているわけじゃないけど、転ばぬ程度に早脚で歩いたら「颯爽」としているように見えるかも。
心の中は、時間が迫って、焦っているのだけれど。
角を曲がったマンションの駐車場から出てくる車が、変なところで止まる。
「早く行ってよ!」の怖い顔になっている私。
すると、その車の運転者が窓を開けて、「こんにちわ!」と笑う。
一年前まで勤めていた、ディサービスの施設長さんだわ!!
利用者さんを送迎中だった。
後ろの知らないお顔のご老人も笑っている。
一瞬のことだったけれど、一気に心が弾んだ。
なんか嬉しい。よく声をかけてくださって
私は「頑張ってくださーい!」と手を振った。
出かける前のゴミクズのことも吹っ飛び、今度は嬉しくて、颯爽と駅へ向かったのでした。
あれで、背中まるめて下を向いて歩いていたら、私だと気づかなかったかも。
私はいつも「颯爽」を売り物にしていたのだから
そして、楽しく「発声と歌」の講座を終えた。
大きな声を出して歌うのは、ほんとうに気持ちが良い。家では無理だから。
そのあと、すぐ近くの「札幌時計台」に寄り道したくなった。
いつもなら、時計台なんてあまり気乗りしないのだけれど、人っていうものは、ポジティブになれば行動も変わってくるのだわ。
はいはい、今日は200円の入場料も全然かまいません。
しばし、観光客気分になってみました
それも全部、あの施設長さんとご老人の笑顔に、すっかり気持ちがよくなって、私の心にゆとりが生まれた朝でした。
時計台2階にある、時計の振り子です。
内部2階は、小さなステージがあり、コンサートも出来ます。
時計台実物は外にあるので、これは動く模型
座っているのはクラーク博士
- I.N in Be half of his Family
(あなたの家族に代わって) - 新渡戸稲造の言葉
- I.N in Be half of his Family