心待ちにしていた仲道郁代さんのリサイタル『~わたしのピアノ物語~』
エレガントで気品漂う実力派ピアニスト様。
佇まいや、真摯に音と向き合うその姿に魅了されてやみません。
会場は徳島県の「藍住町総合文化ホール」
行って来ました。
昨年の11月に開館したばかりだというこちらのホール、なんと外観が藍色でした。
さすが『藍染の町』です。
お話によりますと、こけら落とし公演にもお越しになられていたようで、今回が2回目の演奏会とのことでした。
1曲目の月の光から、アンコールの遺作ノクターン~愛の挨拶まで、今回は広く親しまれている曲が盛り沢山のプログラムでした。皆様にお楽しみいただけたのではないでしょうか?
休憩時間にスタッフさんに教えていただいたのですが、会場に納められているスタインウェイ、仲道郁代さんご自身が選定された楽器なんだそうです。今後沢山の方に奏でられ、どの様な楽器に変化していくのか・・・数年後にまた訪れてみたいです。
退館後、あるご夫婦の会話が・・・
「前来た時こんな色だったか?確か藍色でなかったか?」
「確かに何か感じが違うよなぁ?こんなに薄くなかったなぁ。もっと濃かったわ。」
「こないだ建ったに、はや、こんなになってしもうたか?」
「気のせいかいな…?いや、やっぱり濃かったわー。あせてしもうたんだろか?」
私は即座にお応えいたしました。
「入館時は綺麗な藍色でしたよ光線の関係で全然違って見えますよね」
それでもまだ納得いかず、何度も何度も振り返りながら駐車場に向かわれていきました。((・。・;)
ホール隣の「お池カフェフルールさん」