対策
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200312-00335971-toyo-bus_all
クルーズ船内でも、普通のスーツを着た検疫所の職員が、(新型コロナウイルス感染の有無を調べる)PCR検査をするときの同意書を紙でまとめていた。紙ベースのものを手渡しするなんて、それだけで感染リスクが増加する。病院では、一般的な血液検査でも同意書にサインなんかしない。だから、紙じゃなくて口頭同意でいいじゃないかと思うが、検疫所は自分たちが作ったルールに縛られて、それ以上の発想ができないようだった。
感染リスクを高めてまで数千人の乗客に同意書を配って回収し、その結果、職員が疲弊する。そういった無駄なことをやめれば休憩ができるし、健全なメンタルで職員は仕事ができるはずだ。逆に無駄なことを続ければ、疲れてイライラして、悪いスパイラルになっていく。これは病院でもよくある悪いパターン。危機時にこそ必要のないものはどんどんそぎ落とし、必要なものにパワーを集中していくことが大事になる。
よくわからない。子どもたちは感染リスクが低く、重症化や死亡リスクがほとんどないと言われている。感染伝播の中心でもないと言われている。その中で学校だけ一斉に休むというのは理解できない。
例えば、イタリアでも学校が休みになっているが、保育園も大学も全部休んでいる。感染が急速に広がっている地域では活動がストップしている企業もある。その一環として学校も休ませているわけだ。台湾や香港も同様で、日本だけが小中高のみ休ませるのは意味がよくわからない。
本当に厄介なウイルスだ。大体の人は勝手に治ってしまうが、そこが逆に怖いわけだ。感染しても8割くらいの人は自然治癒する風邪のようなウイルスなので、日常生活を送りながら感染が広まってしまう。インフルエンザのように、40度の熱が出て動けなくなってしまうということがない。感染が非常に広がりやすい、気がつきにくいウイルスだ。
裏を返せば、感染した人の2割はよくならない。一部の人たちは重症化してしまう。そして数%の人は亡くなってしまう。数十人規模しか患者がいないときは死亡率が非常に低いので問題にならないが、感染者が数万人規模になると、多くの人が亡くなってしまう。一見、ウイルスが軽症型であるということが、まさに怖さでもある。
受け入れ体制を考えると、今の日本政府がやっていることがいちばん正しい。要は、「軽症者は家で寝ていてくれ」ということ。症状がない人や軽症の人を指定医療機関で入院させるのは、医療リソースの無駄使いだ。
ただ、武漢のデータでは、家族内感染が非常に多いことがわかっている。今は応急的に、軽症者は家で寝ていてくださいというメッセージが出ているが、家の中で二次感染が起きてくることになる。理想としては、そういう軽症患者が居住できるような「セミ(準)医療機関」(的な存在)があるといいと思う。ホテル以上、病院未満みたいなところだ。
入院した患者は、今は検査を2回やって陰性だったら退院することになっている。だが、陰性になっても、また陽性になる人も出てくる。検査が治った証明にならないのであれば、検査をする必要はない。むしろ症状がよくなって元気になったら退院して、その後数週間は自宅待機としたほうが合理的だ。
えらく長いけど、リンク先で一読を
一部抜粋でもケッコウ長い
現実的に正しいことの着地点を探す必要があるってことかな?