専門家
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00010015-fnnprimev-pol
「イベントの自粛は、だいぶ調べたんですが医学的エビデンス(根拠)はございませんでした。そもそも論文がなかったです。学級閉鎖は山ほど(エビデンスが)ありました、学級閉鎖をすることで感染症の蔓延を抑制する、何割か下げるというのはコンセンサスです。今、相撲や野球をやめていることについては、医学的エビデンスはありません。だからやるなとは毛頭言っていない。それは先生方の政治判断です」
「高齢者が独居になって閉じこもると容易に健康を害します。町の機能を維持することは極めて重要なんです。外に出るなと言われて簡単に持病が悪化することは想像に難くありませんよね。日本をこうさせてはならない」
「私は正直わかりません。2つ理由がある。1つはPCRが十分やられていないので実態としてデータがないので評価しようがないんです。もう1つはイベント…、学級閉鎖は明らかな感染集団を解除して隔離するということ。町全体をシャットダウンするということは理論的には感染症を減らすが、実はどこどこに行っていたとかいろんなことが考えられる。今回の施策が効果あるかどうか医学的には評価できない。過去の学級閉鎖を町に演繹するのはかなり無理がある」
「クラスで流行っていれば休校することが有効です。ところが今回は流行っているいないに関わらず一律に休校しました。そのようなものが本当に効果がでるのかについてはわかりません、医学的には根拠はないと思います。ただそれによって今回の決定がいけなかったかとは私は思っていません、根拠がないことを判断するのは政治のお仕事ですから、一定程度の合理性はあったと思います」
「流行している教室・学校を閉じればもちろん感染症は減ります。これは公知です。一方、まったく流行していないところの学校を閉じても何の効果もありません。デメリットは子どもの教育を受ける権利、あるいはお母さんたちの負担を増やすことですね。全国一律にやるとデメリットは必ず全分出るので、効果が薄れてデメリットが大きくなります。よってあまり勧められる方法ではありません」
「最大の問題だと思います。世界でPCR検査がここまでやられていないのは日本だけなんです。すでにイタリアの件数は日本を超えていたはずです。なぜやられていないのか。私は厚生労働省と内部組織の国立感染症研究所がコントロールしているせいだと思っています。こんな論争が起こっているのは世界で日本だけです。診断しないと治療できません。患者さんの視点に立って議論いただければと思います」
「半分の方が無症状。こういう病気を封じ込めるのは極めて難しいと思います。私個人的には無理だと思います。感染者を減らす努力以上に、感染症ですから治れば後遺症はないんですね、死者を減らすべきだと思います。正確な情報を社会でシェアすることだと思います。日本の感染者の数が韓国と比べ何十分の一、オランダやスペイン、スイスと比べても少ない。さすがにこんなことはありえませんよね。正確な感染状況と致死率が国民にわかれば自然と合意形成していくと思う。感染率は高いが致死率は高齢者除いて高くない、そのことがわかれば、みんな安心なさるんじゃないでしょうか。今それが伝わっていなくてパニックになっているんです、ウイルスの出口戦略は我々にはいかんともできません。それに合わせていくしかないんです」
「ウイルスは強権をふりかざしても変わってくれません。変わるべきなのは我々なんです。一国民として柔軟に対応できる仕組みを作って欲しい。(大事なのは)事実に基づいて正確な情報を国民に伝えること。いけないことは、データに基づかず恣意的な解釈をして、一定程度の効果があった、これをしなければしょうがなかった(と言うこと)。これは政治判断としてはもちろんあるんですが、私は一医師として医学的合理性のないものはおやりにならない方がいいと思います。あとあと世界から必ず批判が出てコンセンサスになって先生方の信頼を国民から失うからです」
かなり長いけど、リンク先を是非一読を
記事のうち一方の意見だけをピックアップ
他方は政府に忖度してるんだろうなって意見なので引用はしない
エビデンスはなくても決めるのは政治の仕事と達観(諦観?)してる感じ
けど、政府系の専門家よりは納得ができる意見だと思う